筋力が低下すると
体に起こる悪い事って?
横浜市中区にある整体/整骨院壱番館から
皆さまにとって有益な健康情報をお届けします。
変わらず新型コロナのニュースがチラホラ…
本当に辟易しますよね・・・
そんな中今年も始まりました
整体/整骨院壱番館ですが
新年早々、ギックリ腰や寝違えの方が
多い事なんの💦
みなさまお身体はどうぞ大事にしてくだいね。
さて、今回のテーマですが
ずばり「筋力低下」
筋力低下と聞くとご年配の方の
問題じゃないの?
なんて思われそうですが、実は最近
若年層にも筋力低下の影が忍び寄ってきています・・・
その理由は新型コロナです・・・
これは半分本当で半分嘘なのですが
新型コロナウイルスの影響で
皆さんの運動する機会が
どんどん減っているのです・・・。
普段できていた運動が出来ていないと
当然筋力は低下します。
低下するだけならまだいいのですが
それが原因で身体に様々な事が起こり得ます。
整体/整骨院壱番館としては
この筋力低下については
口酸っぱく言ってきたつもりですが
まだまだ言い足りないというころで
補足も加えつつ今回のブログのテーマに
させていただきました。
筋力が落ちるってどういうこと?
そもそも筋肉って何なの?
私たちの身体には実に600以上もの
筋肉が存在します。
人間の体ってそんなに筋肉ってあるのですね・・・
腕や足、胸など目に見える筋肉だけでなく、
心臓を動かしている心筋とよばれるものや、
小腸、大腸を支えているのも平滑筋という筋肉です。
筋肉の分類としては
「骨格筋」→筋肉には、体を動かすため
「平滑筋」→内臓を支えている
「心筋」→心臓を動かすため
そして、ジムなどでよく聞く筋量とは
骨格筋量の事で、体重体組成計で測ると出る
骨格筋の量だったのです。
いわゆる筋力が低下するという意味は
この骨格筋の量が低下するという意味ですね。
骨格筋率というのは骨格筋の割合のことで
男性では35%前後、女性では27%前後が
標準であるといわれています。
この骨格筋率というのは、
年齢が増えるにつれ、
どうしても落ちてしまうものです。
20代の時と比べると80代では半分に
なってしまう事もあるとか・・・。
その、歳をとるにつれ骨格筋が弱くなる過程を
サルコペニアといい、高齢者の転倒や
寝たきりの原因にもなっています。
また、上述したように、
高齢者だけの問題ではなく、
新型コロナウイルスの影響で
運動に対してネガティブになった方に対しても
サルコペニアになる危険があります。
その方たちにもこのサルコペニアについて
知ってもらい、筋肉を落とさずにぜひ
このコロナ禍を乗り越えていきましょう。
たかが筋肉、されど筋肉
そもそもサルコペニアってなんなの?
サルコペニア(sarcopenia):
全身の骨格筋量や骨格筋力の低下を
特徴とする症候群
語源はギリシャ語で
サルコ「筋肉」
ぺニア「減少」
という意味で、
「筋量の減少と身体的な機能の低下を認める状態
と定義されました。
定義されたのは1989年と比較的新しく
聞いたことがないのもうなずけます。
サルコペニアは、加齢に伴うものを
「一次性サルコペニア」
活動や疾患、栄養に関連するものを
「二次性サルコペニア」
と呼び2つに大きく分類されています。
サルコペニアを診断する場合、
・筋肉量の減少
・筋力の低下
・身体機能の低下
この3つを確認することが重要です。
筋力低下=サルコペニア
ではありませんのでご安心ください。
また、年配の気を付けたいのですが、
今の時期、特に気を付けたいのは
若年層に多い二次性のサルコペニアです。
ここ最近新型コロナウイルスの影響で
かなりの人が運動の出来ない状態に
なっていますよね。
ジム通いしていた方もジムに行けなかったり
やっていた運動クラスが中止になったりと
運動をする環境がどんどん減少しています。
また、テレワークや在宅勤務により
外に出ない生活がメインになってしまう方も
大勢いらっしゃいます。
そのせいで、
二次性のサルコペニアになってしまう
人が増えると言われています。
例えば、デスクワークばかりだと
首や肩の筋肉の動きに偏りが出ます。
使えていない筋肉は使わないので
当然ながら低下してしまいます。
そうすると目の疲れや焦点が合わなくなり
頭痛や肩こり、首痛などを引き起こします。
加齢だけでなくとも体に不調が現れるわけです。
これがすべてではありませんが
簡単に言うとこんな感じです。
筋肉低下を防ぐためにはやっぱりアレ
アレじゃわかんないよ
っていう人のために説明します(笑)
筋肉の低下を防ぐ方法としては、
1にも2にも運動が一番。
特に、足の筋肉量は腕と比べて
筋力の低下するスピードが
3倍早いといわれています。
やはり、足を使う事は大事なのですね。
とくにウォーキングやジョギングなどを
習慣にしておくことで足の筋肉の低下を
防げます。
ひと口に運動と言うと斜に構えてしまい
・何から始めていいか分からない
・運動をしていたけどまた始めるのが億劫だ
・コロナが怖くて外で運動できない
など、様々な不安もあると思います。
そこで壱番館では家で出来るエクササイズも
ご提案しているので、テレワークの合間や
休みの日に家にいながら運動が出来るので
この時期には特におすすめです。
そんなエクササイズに興味があれば
お問い合わせください。
筋肉づくりに欠かせない物
また、サルコペニアの定義は栄養的な
観点からも位置付けられています。
やはり筋肉を作る環境があっても
その材料がないと筋肉は出来ません。
運動とともに筋肉づくり大切になるのが
タンパク質の摂取です。
もう皆さんご存知の通り、
肉・魚・豆などタンパク質の豊富な
食品をバランスよくしっかり摂りましょう。
食事であまり摂れないという人は
プロテインなんかもオススメです。
プロテインとはどちらかというと
運動している人が飲むものじゃないの?
運動していない人が飲むと太ってしまう?
というイメージがあるかもしれませんが
現状運動していない人でも全然飲んでも
問題ありません。
ただし用法・用量は守ってくださいね。
筋力低下と痛みの関係は?
これもよく聞かれる質問ですし、
どこかで聞いたことがあるかもしれません。
「筋力が低下すると痛みが出るの?」
この質問には慎重に答えていきます。
正解は・・・分からないです
実際にその人の活動量や生活スタイルに左
右されるというのが壱番館での答えです。
ですので、皆さまを質問攻めにして
体の不調の原因を炙り出すのです。
ありきたりですいません(笑)
壱番館でも、
運動習慣が週に2~3回ある方が
何かの原因で運動をしなくなったら
色んな所が痛くなったという話を
よく聞きます。
実際に施術に来られている方でも
痛みが引かないまま生活をしていたら
当然痛みのある場所の筋肉は落ちてしまいます。
加えて、身体の色々な所の
筋肉も個人差はあるものの
確実に落ちていきます。
整体/整骨院でよくありがちな
パターンでみてみると
必ずしもこの限りではありませんが
何らかの原因で身体のどこかに痛みが出る
↓
治るだろうと痛みを放置
↓
痛みで身体を使わなくなり知らずに筋力低下
↓
そのまま筋力低下に気付かず生活
↓
サルコペニア発症
↓
体の不調はそのまま
といった負のスパイラルに陥ってしまう方も
少なくないと予想しています。
更に注意したいのが、
何らかの病気が隠れている可能性も
否定できないところにあります。
サルコペニアだけで命を落とすようなことは
ありませんが、筋肉に力が入らないなどの
違う器官のトラブルがあるかもしれないので
症状が進んだ場合などは精密検査を受けても
良いかもしれませんね。
整体/整骨院壱番館では施術をし始めて
約3か月で症状が1mmも変わらない場合は
精密検査を受けていただくよう促しています。
さいごに
はっきり言ってしまうと整体/整骨院壱番館では、
サルコペニアの直接的な施術は難しいです。
しかし、サルコペニアの病態を
しっかりと把握したうえで、間接的に
アプローチすることは可能です。
・筋トレ指導
・コンプレフロス
・EMS
・HIITトレーニング
など
筋肉に対するアプローチは
十分可能です。
筋力低下が怖いからと言って
間違ったトレーニングなどは
やはり危険が伴います。
不安な方はぜひ一度ご相談ください。
筋力が落ちる=痛みではありませんが
筋力が落ちる事で身体に痛みを出しやすく
なっているのは紛れもなく事実です。
そうなる前にご自身のお身体と
今一度向き合ってみましょう。
電車に乗ってでも来る価値のある整体院
を目指しています!!
〒231-0861
神奈川県横浜市中区元町5-196-13
ウィーズ元町2F
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