足の小指の骨折と
身体の意外な関係
足の小指をバカにすると痛い目にあいますよ?
先日足の小指の骨折と皮膚炎の事を
お書きしました。
思いのほか反響いただいたので
今回は小指関連ということで足の小指の大切さを
お書きしていきたいと思います。
目次
1.「外傷としての小指の怪我の危険性」
2.「体のバランスと小指の関連性」
の2本立てでいきたいと思います。
おおきく2つに分けて書いていこうと
思いますが本日は第1回ということで
外傷としての小指の怪我の危険性について
お話ししていこうと思います。
足の小指の怪我というと何を想像しますか?
私は、「タンスの角にぶつける」が
まっさきに浮かびます。
あなたもそうですか?(笑)
ご存知のとおりほぼ誰もが
ぶつけたことある足の小指・・・
めちゃくちゃ痛いですよね~( ノД`)
ぶつけて痛くても何もなければそれでいいですが
実はこの足の小指けっこうくせ者なのです
よくサッカー選手なんかに多い
・第5中足骨骨幹端部の疲労骨折
(JONES骨折)
この骨折は筋肉の強い力によって
起こる事もありますが
多くの場合は繰り返される足への負担が
蓄積して起こる疲労骨折です。
骨の構造、ケガの特性上非常に治りにくく
スポーツの復帰までには時間がかかります。
とにかく治りが悪い。
ほぼ手術適応ですね。
有名な選手で言うと香川真司選手や
清武比嗣選手などが試合中に怪我を
負って手術しましたね・・・
先の平昌オリンピックのフィギアスケートの
メドベージェア選手なんかも足のケガで
悩んでいたみたいですね・・・
・第5中足骨基底部骨折(下駄骨折)
なぜ、下駄?
下駄とどのような関わりが !?
実は、下駄についている鼻緒の付け根部分が
ちょうど怪我をする場所にあたります。
ジャンプし宙に浮いた状態になると、
足は無意識に少しながら内側に
向くようになります。
その状態で着地すると見事に足を捻じります。
着地時に思いっきり鼻緒の
付け根部分に負荷がかかり骨折。
実際は、典型的な捻挫のほうが
多いですけど骨折することもあります。
スポーツされていた方は経験した事や、
周りで見たりした事もあるのでは
ないでしょうか?
ちなみにこれも治りが悪い(笑)
下手すると手術適応デス・・・
なぜ痛い目に合うのか?
そもそも何で痛い目に合うのかって
もうお分かりかもしれませんが
どちらの怪我にせよなんせ治りが悪く
タチが悪い・・・
最悪手術なんてことにもなるくせ者です
そしてもう一つ
どちらの怪我も「疲労骨折」であること。
簡単に言うと身体の使いすぎや
負担のかけ過ぎで起こすものを
疲労骨折と言います。
裏を返せば疲労骨折をするということは
体がしっかり休ませられていないという
事になりますよね?
もしかしたら体をしっかり休ませていて
コンディションを整えられていたら
疲労骨折にはならなかったのかもしれません
プロスポーツ選手の様に毎日体を
ケアしている選手でさえ手術しなければ
いけないような状況になってしますのです。
アマチュアの選手はもっと体をケアしないと
大事な試合の前に怪我をしてしまうことも
あり得るってことですよね?
怪我をしてしまって最悪の事態を
避けられれば怪我は治ります。
しかし怪我によってスポーツを
休まなければいけない。
もしくは怪我をしているのに
隠して競技を続けてしまう。
その結果、気持ちだけ急いてしまい
早く治そうと焦り、無理をして又ケガをする。
また離脱・・・
その繰り返しです。
間違いありません。
これは小指の骨折だけにとどまらず
全て怪我の永遠のテーマになります。
当院ではこういった小指の骨折の
リハビリやスポーツ外傷・スポーツ障害
成長痛といったアマチュアスポーツを
(特に部活動に励む学生さん)
このようなことがないように治療、指導を
させていただいています。
とにかく痛みが出たらすぐに些細なことも
相談してください!!
壱番館のスポーツ外傷・障害の治療の
考え方をお伝えしておきます。
スポーツをしながら治療している
お子様とご家族の皆さまへ
もしケガをしてしまったら
当院のスタンスとしては
競技を続けながら治療をして
改善を目指していきます。
しかし怪我の程度や状態で
もしかしたらその競技を
一旦中止しなければいけないことも
出てくると思います。
焦りや不安から、ちゃんと怪我が
治っていないのに
無理をして競技復帰してケガが
長引いてしまったり
違うところを怪我してしまったりする
ケースも珍しくありません。
私も学生時代はスポーツに
打ち込んでいましたので
その気持ちもよくよくわかります。
そのケガを早く治し自分の力を
100%出せるようになったときに
またしっかり努力して評価をあげていけば
いいと思います。
厳しいことを言うならばケガをしたことで
自分自身が努力するのをやめてしまう。
そこで諦めてしまう選手であれば
それまでの選手ということになり
今後の成長も見込めず、個人競技ならまだしも
はっきり言って団体競技なら
チームの役に立ちません。
ケガを早く治して、万全の状態で
またしっかりと努力して
仲間にもライバルにも負けない力を
磨いて頂きたいと思います。
そのためのサポートなら
当院は全力で応援させていただきます!!
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電車に乗ってでも来る価値のある整体院
を目指しています!!
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