トリガーポイント治療で腰痛改善へ|横浜市|石川町|整体

2018/04/11
トリガーポイント

トリガーポイント治療で

頑固な腰痛改善へ

 

 

 

先日腰痛の治療法の1つとして

トリガーポイント治療のお話を

 

坐骨神経痛の原因の一つで筋肉的な要素

として取り上げさせていただきました。

 

その後、トリガーポイントにいついての

お問い合わせが何件もありましたので

 

今回は「トリガーポイント」

に焦点を当ててブログをお書きしていきます。

 

 

 

 


トリガーポイントとは


 

「トリガー」というのは文字通り

「引き金」という意味です。

 

ピストルの引き金を引くと、弾が遠くまで

飛ぶようにトリガーポイントを押すと

痛みをそこから離れた部位で感じる事から

命名されたと聞きます。

 

これは神経の走行とは全く関係のない所で

痛みを感じるため「神経痛」ではなく

「関連痛」と呼ばれています。

 

関連痛に関しては後述していきます。

 

トリガーポイントが起こすこの「関連痛」が

病院をはじめとする医療従事者に

なんとなくしか知られていませんでした。

(今ではかなりメジャーになってきていると思いますが)

 

治療自体が痛む場所へのアプローチになってしまい

長年痛みが取れない方が多いのではないかとも

言われているくらい重要なポイントであることは

間違いありません。

 

 

身体の全体に見られる硬結は

鍼灸師さんなどがよく使われる「ツボ」と

高い確率で一致(90%だとか)すると

言われていて、トリガーポイントが「ツボ」の

事だと思われている方も多いようです。

 

しかしトリガーポイントは単なる

「ツボ」ではない証明として

 

いくつかの特徴的なものがあります。

 

 

1.トリガーポイントの圧痛は索状硬結上に

 限局して現れる。

索状硬結:筋膜内に見られるロープ状に

   なったところ。

 

 

2.トリガーポイントを圧迫すると典型的な

 関連痛が見られる。

 

 

3.トリガーポイントを圧迫すると症状が再現される。

 

 

4.ジャンプするくらいめちゃくちゃ痛い。

 (ジャンプサイン)

 

 

5.鳥肌が立ったり汗をかいたりするなどの

 自律神経反応を引き起こす事がある。

 

参考:トリガーポイント研究所

 

ちょうどその部分に当たると

 

『あっ、そこそこ!ヤバい!』

 

『私の押してほしい所、そこ!』

 

思うはずです。これがトリガーポイントです(笑)

 

 


トリガーポイントにおいての関連痛


 

関連痛ってなに?

 

トリガーポイントの特徴のひとつとして

「関連痛」というものがあります。

 

 

これは痛んでいる場所に原因となる硬結が見られず

痛い場所とは離れた所に原因となる硬結が

あるというものです。

 

この痛みは神経の走行に沿って現れるわけでは

ないので「神経痛」ではなく、「関連痛」と

あえて呼ばれる事になったそうです。

 

また、この関連痛はそれぞれの筋肉に

固有のパターンがあり筋肉だけでなく

腱、靭帯、骨膜および皮膚の刺激によっても

生じるという事が報告されています。

 

トリガーポイントに関しての著書は数多くあり

いかにも理論的な展開をしていますが

謎もまだまだ深くあるみたいですね・・・

 

さらにこの関連痛を発生させる敏感な

スポットがありそこに局所麻酔薬などで

注射をすることもあります。

 

ちなみにもっとも遠くまで痛みを放散するのは

ヒラメ筋のトリガーポイントで

同側の頬に痛みを感じさせるのだとか・・・

 

 


離れたとこに痛みが出るメカニズム


 

なぜ離れた部位に症状が出るのか?

 

なぜ神経の走行と関係のない

離れた部位で痛みを感じるのか?

 

という事については本当に

諸説ありますが・・・

と、前置きしたうえで

 

当院では「筋膜連鎖、筋連結」という視点で

考えると納得できると私は勝手に思っています(笑)

 

人間の身体を動かしたりするときに

筋肉単体の動きではなく

「筋膜の繋がり」を使っています。

 

いつもみなさまに説明してますよね(^^♪

 

従って、運動痛や可動域も制限があるような場合は

この「筋膜の繋がり」で原因を考えることが大切で

この繋がりを「筋膜ライン」と呼びます。

 

この筋膜ラインに対してもかなりの文献があるため

一概には言えませんが、当院では筋膜ラインと

トリガーポイントは切っても切れない縁だと

考えています。

 

 

 

 


トリガーポイント適応症状


 

腰痛

 

一番多い症状、腰痛ですが、

腰痛にはいろいろな原因があり

トリガーポイントが適しているかどうかも

きちんと検査をしてからでないと

効果が期待できない場合もあります。

 

前にもお書きした坐骨神経痛様症状など

骨に異常がないのに痛みがひどい場合は

トリガーポイント治療を行うといいと思います。

 

※参照ください⇒ヘルニア徹底解説

       

                    ⇒梨状筋症候群のすべて

 

頚椎症、首コリ、肩コリ

 

この筋肉は首の横にあり、頭、首、肩へと

つながっています。

 

長い時間、事務的作業をしたことなどにより、

筋肉が凝り固まっている状態です。

 

最近では同じ姿勢でスマホやパソコンを

使っている場合が原因となっています。

 

そのような長時間続く作業が引き金となり

首も含めて肩痛、背中の痛みも感じることが

ありますので普段から注意が必要ですね。

 

※参照くださいデスクワークと腰痛

 

また、年齢的に、身体のあらゆる部分の

水分が不足し固くなってきます。

 

※こちらも併せてお読みください

お水の正しい摂り方

 

通常ですと、筋肉を緩めたり

軽い運動を行っていれば平気なのですが・・・

 

負荷がかかる状態が慢性化してしまうと

強い痛みを感じるようになってしまいます。

 

一般的な肩こりを始め、いわゆる40、50肩などに

適応する場合があります。

 

肩こりというのは、あまり動かさない状態の時に

血流が悪くなり、その部分に老廃物や乳酸などが

溜まり筋肉が強張ります。

 

それがやがて痛みへとつながってしまうのです。

 

これは普通の肩こりと違い、激痛が走ります。

夜中に痛みで目が覚めたり・・・。

 

考えただけでも恐ろしいです(;^ω^)

 

40肩、50肩に関しても

いろいろ言われているので

あくまでも参考として

 

普段から肩の筋肉を適度に動かしていれば

おそらくならないと思われますが

あまり日ごろから体を使っていないと

痛みが突然やってくるなんてことも

あるかもしれません・・・。

 

この肩の症状に対してもトリガーポイント治療を

併用して治療していくことも多々あります。

 

坐骨神経痛、下肢のしびれ

 

当院で最も多い症状のですね。

 

いわゆる下肢痛。

 

腰と足をつなげている股関節が痛むと

その影響で下半身が痛んだりしびれたり

することがあります。

 

これといった、原因が見当たらない場合

検査をして整形外科的な疾患でないと

当院が判断した際ほとんどの場合

このトリガーポイントに問題があるとして

当院では治療を進めていきます。

 

腰の横に位置する小殿筋、中殿筋、大殿筋

という筋肉の痛みが引き金となり坐骨神経痛に

似た症状を起こすことがあります。

 

殿筋群はおしりの筋肉で、デスクワークなど

長時間の同じ姿勢により負荷がかかっていることで

症状が出やすいとされています。

 

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛と病院で

診断されても実際には似た症状ということで

トリガーポイント治療をすることにより

改善することが本当に多くあります。

 

坐骨神経痛は多くの方が苦しんでいるものでもあり

一度トリガーポイント治療を試してみてください。

 

顔面神経痛

 

顔面神経とは顔にある神経をいいます。

物を噛んだり、表情を表したりする時に

主に使われる神経で、顔に強い痛みを感じます。

 

大体が一過性で消える痛みが多いです。

数秒ぐらいの痛みで、長くても1分くらいの痛みです。

 

これもトリガーポイント治療が

有効であることが証明されています。

 

肋間神経痛

 

 

 

胸のあばら骨近辺にこの肋間神経痛で

痛みを感じることもあります。

 

今までの原因がはっきりしていませんでしたが

猫背の状態が長く続くことでで胸の筋肉に

負荷がかかっていることや頚椎症に付随して

痛みを引き起こすことがあると言われます。

 

肋間神経は胸骨を中心にして左右にありますが

一般的には、どちらか片方に痛みがでる

ケースがほとんどです。

 

まれに、肺や心臓が痛いのではないかと

不安を感じるなんてこともあります。

 

帯状疱疹などでも有名な肋間神経痛ですよね・・・

 

咳をしたり、呼吸が荒くなると

痛みを感じることもあります。

 

いつも痛みを感じるわけではなく

ふとしたときに痛みだすのが特徴的です。

 

テニス肘・外側上顆炎

 

テニスをする時に負荷がかかり

それが継続的に続くと上腕の筋肉や

胸の筋肉がトリガーポイントとなり

肘が痛むことがあります。

 

テニスを中止すると痛みは治まってきますが

ほとんどの人は、テニスを継続しています。

 

人間関係など色々ありますから

休めない理由もわかります・・・(笑)

 

トリガーポイントは少しずつの蓄積が原因と

なるので様子を見ながらのトリガーポイントを

意識して治療していくのも有効です。

 

ドケルバン病・腱鞘炎

 

腱鞘炎というと

軽症のイメージがあるかもしれませんが

意外と発症すると完治までに長期を必要とする

状態や、相当な痛みとなるケースがあります。

 

手や指を多く使う人などの方に多く

家事や育児でもその影響を受けます。

 

日常的なものの影響を受けることが多いので

それを止めるということができないことが現状です。

 

よって症状が次第に悪化してしまう

可能性も考えられます。

 

これはどこの部位に対しても同じことが

言えますよね・・・。

 

となると、当然早急な対応が必要ですよね。

 

これをトリガーポイント治療するとなると

大げさに考える人もいるかと思います。

 

しかし、こういった局所の痛みほど

日ごろの癖などから生まれるものです。

 

こういう症状こそトリガーポイントが

有効であると当院は考えています。

 

 


トリガーポイントまとめ


 

トリガーポイントは様々な症状に対して

有効だということがお分かりいただけた

と思います。

当院でもトリガーポイント治療はしっかりと

体の状態を把握したうえで使用していきます。

 

トリガーポイント治療で血流を良くして

一時的には症状は改善したように感じるでしょう。

 

しかし、根本的に原因を追求しなければ

同じような症状がまた出てきます。

 

トリガーポイントを取り除くには

根本的な原因を取り除くことが大前提です。

 

そのうえで局所的な治療と全身的な治療を

織り交ぜなければトリガーポイントが

原因の症状でも同じことを繰り返してしまう

可能性が高いと当院では考えています。

 

例えば肩が凝るようなレジ打ちだとか

長時間変わらないデスクワークの姿勢を

ずっとしている人に対して

 

その動作や姿勢が悪いからやめなさいと

アドバイスしたとしたら・・・それは

「仕事をやめなさい」と言っているようなものです。

 

ただ私は皆さんにそこまで言うつもりは

毛頭ありません。てか、言えません(笑)

 

ですが、生活スタイルや自分の姿勢などの癖が

原因となって症状が出ているケースが実際ほとんどです。

 

そう考えると当院の治療のほかにも皆さんに

協力してもらう必要が当然出てきます。

 

30分もしくは1時間おきに肩甲骨を回すなど

動かして血行をよくするようにこころがけるとか。

 

例えばですよ(^^♪

 

やり方が分からないや、どうすればいいか分からない

なんて時は当院がアドバイスします!!

 

当院では治療のベースとして

トリガーポイントという選択肢以外にも

なるべく皆さまのお悩みが早く取れるように

色々な治療法を持っています。

 

今、どこか治療院や整体院に通っても

改善しない痛みや、しびれでお悩みの方が

いらっしゃいましたら・・・

 

整骨院/整体院 壱番館は

お役に立てると確信しています!!

 

 

電車に乗ってでも来る価値のある整体院

を目指しています!!

〒231-0861

神奈川県横浜市中区元町5-196-13

ウィーズ元町2F

どこに行っても改善しないお身体のお悩みなら

  

☎045-308-8838   整体院 整骨院 壱番館