横浜市 中区 整体院 産後の腰痛や
妊娠中の腰痛の原因と予防方を教えます!!
産後腰痛の原因と予防
産後の腰痛って意外と多いです!!
急にすいません(笑)
この間も、産後の腰痛でお悩みの方から
立て続けにお問い合わせいただいたので
今回産後の腰痛について書いていきたいと
思います。
出来ればこのブログを男性の方にも
是非読んでいただきたいです!
目次
1. 産後腰痛の原因
2. 妊娠中の腰痛の原因
3. 産後の腰痛にならないための予防法
4. おわりに
1.産後腰痛の原因
妊娠・出産を経験した女性の20%以上が
産後に腰痛や骨盤周りの痛みを訴えているそうです。
またその後の腰痛なども80%以上と
長年産後腰痛に悩まされている女性が多い時代です。
ではなぜ産後に腰痛になりやすいのか?
出産によるお母さんの身体の変化によるもの。
女性の骨盤は、通常「逆三角」の形をしています。
しかし、妊娠して出産の時赤ちゃんが通れる道を
作るため骨盤の下部だけ開いて
「台形」に変わります。
これがよく聞く「骨盤が開く」という状態ですね・・・。
上記のように「骨盤が開く」以外にも
色々な骨盤のゆがみ方があり複合して
骨盤が歪んでいることもありますので
しっかり身体を診ていくことが
必要になってきます。
この時、実は骨盤だけでなく股関節や
周りの筋肉や靭帯など軟部組織が緩くなり
お母さんの体の中が知らないところで
産前と産後では大きく変化しているのです。
そしてお母さんの体は自然と
元の形に戻ろうと働きます。
また、赤ちゃんが生まれた後のお母さんの
生活は今までとは環境が違います。
自分自身の体に気を付ける余裕が出来ず
産後に腰痛が悪化する原因となるのです。
☑骨盤の歪み
妊娠をすると「リラキシン」という
ホルモンが分泌され関節や靭帯を
徐々に緩めていきます。
これは分娩時にスムーズ赤ちゃんが産道を
通れるように分泌されるものだと言われています。
このリラキシンの分泌のピークは約40週目になり
(通常分娩は37週以降で分娩になります)
ということは、産後も当分この
リラキシンというホルモンの
影響で関節や靭帯が緩くなっている状態が続きます。
そのため骨盤を安定させておくはずの筋肉や靭帯が
緩んだ状態が続くので骨盤自体の歪みが顕著に現れます。
☑骨盤まわりの筋力の低下と
過緊張による腰痛
お腹の中の赤ちゃんが大きくなっていくにつれて
お母さんのおなかも大きくなってきますよね。
通常妊娠すると平均、3~4ヶ月くらいから
お腹が大きくなってくると言われています。
すると、お腹の大きさに合わせ
姿勢がだんだんと変わってきます。
※上記左の図が反り腰の状態です
そうするとその分を支えるために
骨盤が徐々に前に倒れ反り腰の状態になります。
妊婦さんを見ているとほぼ
100%反り腰ですね・・・。
反り腰は、腰や背中の筋肉を緊張させたり
腰椎そのものへの負担が増してしまします。
そのため腰が痛くなってしまいます・・・。
☑産後の育児による体への負担
赤ちゃんが生まれてからも
決してお母さんの身体は休まりません!!
それどころか抱っこをしたり
授乳させたりする中で
今までの家事や日常動作を
こなさなければいけません。
それに加えて、今まで体験したことのない
育児をするわけですから身体への負担は
妊娠前より格段に大きくなりその結果
腰痛を助長させてしまうのです。
上記の3つの要素が産後の腰痛を
引き起こす主な原因になり得ます。
また産後の腰痛は痛みの原因が自分でもわからず
不安を募らせ痛みを感じやすくさせると言えます。
2.妊娠中の腰痛の原因
☑お腹が大きくなるにつれて
起こる姿勢の変化による腰痛
お腹が重いため、重心が前に
移動してしまうのを抑えようと
腰椎の前弯が強くなります。
それにより、腰まわり・お尻まわりの筋肉が
緊張し腰痛の原因となります。
これは妊娠しているしていないに関わらず
全ての方に共通することですね・・・。
もちろん個人差はありますが
妊婦さんの体重増加は妊娠前より
約13キロ増えても良いといわれています。
数ヶ月の間にこれだけの
体重変動があれば普通の人でも
身体のバランスが崩れ
姿勢の歪みが現れるのは当然です。
当院では妊娠中のご本人やお腹に
負担をかけないように
注意しながら施術をします。
赤ちゃんが大きくなることで歪んでしまった骨盤を
無理のない範囲で施術していきます。
骨盤の歪みによって引き起こされる
股関節痛、恥骨痛、腰痛などに有効です。
☑妊娠中に分泌される
ホルモンによる腱・靭帯の
弛緩による腰痛
上記の産後の腰痛のところでも書きましたが
妊娠3ヶ月ごろになると卵巣ホルモンの
一種である「リラキシン」というホルモンが
分泌されます。
このホルモンは赤ちゃんが出産の時に
骨盤を通れるように関節や靭帯を
緩める作用をします。
出産時には欠かせないホルモンです。
リラキシンが分泌されたことで
緩んだ骨盤やお尻の筋肉を支えようと
腰の筋肉や骨盤周りの筋肉が過緊張し
腰痛の原因となります。
リラキシンは、
3ヶ月頃から増え始め
4ヶ月(12週)でピークを迎えます。
6ヶ月(20週)以降は低下し
7ヶ月(24週)までは平行線です。
また、このリラキシンは出産後に
分泌は終わりますが緩んだ関節・靭帯が
すぐに元に戻るというわけはないのが現状です。
出産後5~6ヶ月掛けて
元の状態に戻るといわれています。
産後の骨盤矯正は6ヶ月までに
行った方が良いのはこの為です。
3.産後の腰痛に
ならないための予防法
来院される方を見ても
産後の腰痛は本当に多いです。
インターネットで産後という
キーワードで検索してみると・・・
「産後」のあとに「腰痛」
という言葉がすぐ出てきます(笑)
そのくらい産後の腰痛というのは多く
困っている女性が多いことだと感じます。
産後の腰痛を予防するためには当然ですが
負担のかからない生活を送る事が大事
ということは言うまでもありません。
産後に腰痛が悪化する原因がわかっていれば
その原因を私生活において
限りなく減らすことで予防できるはず。
ただ、そんなことできてたら
産後の腰痛などに悩まされて
いないですよね(笑)
断言します。
骨盤や骨格の歪みを整えて
体に負担をかけなくするには
産後の腰痛になる前に
施術を受けるのが一番です。
その上で、腰痛になりそうな
因子を取り除けるように
少しでも意識して生活すること。
そして、その日常生活に合わせた
施術とアドバイスを受ける。
それが身体のバランスをいい状態で
保てる一番の近道だと考えています。
4.おわりに
女性の体は妊娠から出産まで
約10か月かけて自分の血液やホルモン
子宮の形状などを変えてまで赤ちゃんを
産む準備をしています。
しかしながら、
一度変わってしまった身体は
そう簡単には戻せません。
医学がまだ発達していなかった時代から
「床上げ」と言って産後は安静にすることの
重要性が唱えられてきています。
この一度変わってしまった身体を
「床上げ」の期間によって
元の日常生活に合わせて
じっくりと戻していきます。
その期間なんと
約6〜8週間かかるそうです。
この期間、すべてのママが
休めるわけではありません。
特に最近のママを見ていると
なおさら思います・・・。
休めてないんだな~って・・・。
床上げの期間でさえこのくらいかかるのですから
産後すぐに、育児や仕事に追われてしまう
女性の身体はボロボロだと思いませんか?
もう一度言います。
出来ればこのブログを世のお父さんや
これからお父さんになる方たちにも
読んでいただきたい!(笑)
私も含め、妊娠中の体の変化は
男性には経験する事が出来ません。
短い時間で暴飲暴食でに太るのは簡単ですが
お腹が大きく重くなることはまずないですよね。
妊娠⇒出産⇒子育て
このようにママの身体に例外はなく
産後は自動的に子育てに切り替わります。
ママに休む暇なんてありません!!
その中で産後の腰痛にならないために
自分に合う方法を選択しましょう。
そして、産後の腰痛や産後の身体のトラブルを
周りの方たちが理解してあげることがとても大切です。
もし産後の腰痛、妊娠中の腰痛でお悩みでしたら
元のお身体を取り戻すためのお手伝いを
ぜひ当院でさせてください。
電車に乗ってでも来る価値のある整体院
を目指しています!!
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