コンプレフロスという名の
筋膜リリースを習得!!
本日も横浜市中区にある整体院/整骨院壱番館から
健康情報をお届けしていきます!!
今回は、最新の筋膜リリースについて
お書きしていきたいと思います。
今回のコンプレフロスセミナーで指導して下さった
理学療法士の大野先生
元サッカー日本代表、
サンクトジャパン代表の秋田豊氏
その名もコンプレフロス!!
サッカー元日本代表の秋田豊氏が代表を
務めているサンクトジャパンという会社が
代理販売している、ドイツ生まれのゴムバンドです。
(99%ラテックスフリー)
聞いたことないのは当然だと思いますが
海外ではアスリートが使っていることで徐々に
浸透してきているので、日本の医療現場や
スポーツ現場で使われる日もそう遠くない
かもしれません。
非常に動かないところを動かすためには
効果的なツールなので当院でも
施術の幅を増やすために、公式のセミナーに
参加して使い方などを学んできました。
コンプレフロスの
メカニズム
コンプレフロスとはどのような
メカニズムで体に施されていくのか
先ずは概説していきます。
少し難しい事を書きますがご容赦ください(;_:)
皮膚の真上からコンプレフロスを巻くことで、
体毛・表皮・深皮・脂肪・浅筋膜・筋繊維・深筋膜
6層の体内部への圧迫アプローチが可能になります。
そして、筋膜を含め細胞外に満たされている
水分の流動性を高める結果として、
筋膜の弾性の変化・水分の変化によって
筋膜の癒着の軽減・筋繊維の滑走性を高める
効果があると言われています。
コンプレフロスで期待できる効果
☑治りづらい足の捻挫の後遺症
☑以前に起こした肉離れの後遺症
☑筋の柔軟性、パフォーマンスの向上
☑関節可動域の拡大
☑血液のポンプ作用向上
☑むくみの軽減
☑筋疲労・筋肉痛の軽減
☑姿勢の改善
などなど
色々な症状にこのコンプレフロスは
期待が持てますね。
コンプレフロスという名のゴムバンドを
適応箇所に巻くだけで体が動きやすくなる
というすぐれものです。
使い方はいたってシンプル。
「マジで?」という感じですが、
本当に良いです!!
私もセミナーで間近で
肘が曲がらない方の肘が
コンプレフロスを巻いて動かすだけで
動くようになったのを目の当たりにしてます。
↑体験したご本人に直接聞いたとところ
一切ヤラセはないそうです(笑)
コンプレフロスと
筋膜リリース
上記の症状の問題を考えていくうえで
切っても切り離せないのが筋膜という
概念です。
当院でも、筋膜リリースというのは
取り入れていましたがこのコンプレフロスも
巻いた状態で圧を加えることで筋膜リリースが
起こると言われています。
筋膜というものを私も含めて少し誤解している
方が多いので、この話を聞いて驚きました。
「筋膜リリースで筋膜の癒着を取る」
というと分かりやすいので、そう言われていますが
実際には筋肉内の組織(Fascia)の流動性を
高めているということが本来の筋膜リリース
という事だそうです。
実際に「筋膜を剥がしている」
わけではなかったんですね。
コンプレフロスを使うことによって
本当の意味での筋膜リリースが行われ、
可動域が拡がり、痛みが緩和されると
考えられています。
コンプレフロスを巻いた
体の中はどうなっているの?
コンプレフロスを巻くことで
筋膜リリースされた筋肉では
何が起こっているのでしょうか?
まずコンプレフロスを巻いた時の圧が
加わることによって、神経のセンサーを
筋紡錘やゴルジ腱器官など通して細胞が活性化。
筋肉内の組織の流動性が
高まるというわけです。
ガチガチにこった筋肉が柔らかくなる
イメージです。
その他には、コンプレフロスによって
圧を加える事で一酸化窒素の濃度も上がります。
一酸化窒素には血管を拡張させ
血液循環を上げる効果があります。
コンプレフロスによる圧迫では
こういった効果も期待できます。
筋膜といえば浅い筋膜と深い筋膜があって
それぞれ、一枚の膜のようにイメージされる
方が多いかと思います。
実際に、電子顕微鏡レベルで見てみると
筋膜は、ミルフィーユ状になっていて、
層と層の間に水分の層があります。
この部分の水分が滞り組織が固まると
筋肉の動きが悪くなっていくのです。
外から注射で水分を入れてやると
動きがよくなります。
これが、俗に言う筋膜注射ですよね・・・。
個人的に興味深かったのは、
コンプレフロスで圧力を加えても
同じ効果があるということ。
言い返すと、わざわざ筋膜の中に
注射して水分を入れなくても
自分の体の中の水分の滞りを
なくしてあげればいいってことですよね?
コリ固まった筋肉の中に水分を行き渡らせる。
コンプレフロスで体が動きやすくなる
理由はこういう仕組みと考えられます。
コンプレフロスで
なぜ関節の可動域まで拡がるのか
コンプレフロスを巻いて筋膜に働きかけると
運動神経の「トーンの低下」という現象が
起こります。
この、運動神経のトーン低下とは、
簡単に言うと、神経の「ストッパー」が
外れる現象のことを言います。
「これ以上はダメだよ」と制限している
神経に働きかけ、筋肉が動かしやすくしたり
強いては関節の可動域が拡がったりします。
疲労している時やウォーミングアップ不足の時に、
体の状態が、いつもと違って動きにくいという事
経験したことありませんか?
運動前はそのような動きの「ストッパー」が
あるので、コンプレフロスでそれを外してやります。
練習や試合で思うように動けたり、
反応できるようになります。
時間が無い時や、野球で肩を動かしたいとき
サッカーで膝の柔軟性を高めることでタッチが
柔らかくなったりするかもしれません・・・
私もやろうっと・・・(笑)
コンプレフロスはそのようなことができる
優秀なウォーミングアップツールと言えます。
終わりに
今回、このサンクトジャパンのコンプレフロスの
セミナーを受けて思ったのは・・・
秋田豊さん・・・デカい!!
(現グルージャ盛岡監督)
じゃなくて(笑)
非常に筋膜という事に対して曖昧だった
知識がクリアになって、今後の施術に
活かせそうな気がしてます!!
実際、体の中を触ることはできませんので
皆さまの体を触るすごくイメージが大事だと
私は考えています。
こういった内容の濃いセミナーを受けることで
より身体のイメージや施術のイメージを
膨らませることができ、皆さまに還元できる
ようになると確信しています。
今回この様な、素晴らしいセミナーを
開催して下さったサンクトジャパン代表
秋田豊監督および関係者の皆さまに
感謝申し上げます。
コンプレフロスに興味のある方は
どんどんご質問ください( `―´)ノ
コンプレフロスの価格や自分でやりたい
方もどんどんご質問くださいね!!
電車に乗ってでも来る価値のある整体院
を目指しています!!
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