ストレスで腰痛になる?
その判断基準は?
横浜市中区の整体/整骨院壱番館より
皆さまに有益な健康情報をお届けします!!
今あなたが感じている腰痛が、
ストレスからくるものや脳から由来して
起こっているかもしれないという事を
以前にもお書きしました。
では、何か月も続く慢性腰痛が
ストレス性腰痛だった場合は
一体どうやって判断するのでしょうか?
確実に100%という判断は残念ながら
出来ませんが、あなたの慢性腰痛が
ストレスや心因性から来るものだと判断
できる指標が実はあります。
今回はその心因性、ストレス性腰痛の
判断材料となり得るBS-POPについて
お書きしていきたいと思います。
目次:
1.BS-POPとは
2.BS-POPの判定基準
3.BS-POPの意義
1.BS-POPとは
BS-POPとは
" Brief Scale for Psychiatric
Problems in Orthopaedic Patients"
の略です。
なんのこっちゃ(笑)
翻訳すると、
整形外科患者における精神医学的問題を
知るための簡易問診票
となります。
慢性腰痛をはじめとする慢性疾患には、
心理的なものや社会的なものが
関与していることが分かっています。
ですので、腰痛患者の施術において、
精神医学的にも評価する必要が
あるとされつつあります。
そのために考案されたのが
この「BS-POP問診」です。
この問診は2つのステップで評価されます。
まず1つ目は、BS-POP医療従事者用です。
専用の表を用いて医療従事者が
患者さんをチェックしていきます。
質問を直接患者さんに聞くのではなく、
一連の問診のなかで医療従事者が
判断して該当する項目にチェックを
入れていくわけです。
この問診票を見せてしまうと
態度を変えてしまう患者さまも
いるとかいないとか・・・
なので、医療従事者用の
問診表は載せないでおきます(笑)
まあ実際、本当に心因性の要因を持っている
患者さんはその問診表の事を知っていても
変えられないと思います。
2つ目はBS-POP患者用です。
これは、患者さん自身が答える
内容です。
こちらは問診票を載せておきますので
良かったら是非参考にしてみて下さい。
この2つの問診票の答えが出そろったら、
以下の基準にもとづいて判断されるわけです。
2.BS-POPの判定基準
-BS-POPの判定基準-
医療従事者用で11点以上、
または、医療従事者用が10点以上および
患者用15点以上の場合に
精神医学的問題点の関与が疑われる
これがBS-POPの判定基準と
なります。
注意しなければいけないのは、
このBS-POP問診の結果、
もしも心因的な問題が疑われたとしても、
それによって腰痛をはじめとする全ての痛みが、
ストレスや心因性から来るものとしては
いけないということです。
あくまでも、今の腰痛の本当の原因は
何なのかを見つけだすことが大切に
なってくるのは言うまでもありません。
3.BS-POPの意義
もちろん今までもあったのでしょうが
ストレス性腰痛などと言う言葉は
あまり聞きなれない言葉でした。
現代社会では、ストレス社会と言われるくらい
ストレスを感じながら生活している方が
たくさんいらっしゃるのだと思います。
そのせいもありストレスと痛みは
密接に繋がっていくことになります。
実際、痛みを分かってもらえる
具体的な数値を出すものが
今のところありません。
ですので、今回のBS-POPのような
問診票が出来たのはある意味、
画期的なことだと私は感じています。
BS-POPの結果がすべてでは
ありませんが、MRIやレントゲンで
原因が分からず悩んでいた腰痛や
肩こり、頭痛の方の少しでも解決の
糸口になればいいなと思います。
そして、整体/整骨院壱番館では腰痛が
長期にわたっている方、施術が長期化している方に
対しての有用な判断ツールとして
このBS-POP問診も取り入れながら皆さまの
お悩みに向き合います。
初めての方には質問ばかりで
申し訳ないとも思いますが、
あなたのその悩みを解決するためには
必要不可欠なのでご容赦ください・・・。
電車に乗ってでも来る価値のある整体院
を目指しています!!
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