【新型コロナ】日本の重症化率・死亡率が低い3つの理由

2020/07/20
横浜中区元町にある整体/整骨院壱番館が新型コロナ対策につい独自に解説

【新型コロナ】

日本の重症化率・死亡率が低い3つの理由

 

 

 

横浜市中区にある整体/整骨院壱番館から

有益な健康情報をお届けします。

 

今回のテーマは新型コロナウイルス

の新しい仮説について壱番館の見解も

交えてお書きしていきたいと思います。

 

新型コロナウイルスの陽性者が

ここ最近で増加していますね💦

 

これを受けて東京都は7月15日に

警戒レベルを4段階のうち最も深刻な

「感染が拡大していると思われる」

引き上げました。

 

神奈川県でも警戒アラートが発令され

緊張感が一気に高まりましたね。

 

実際の営業店舗などは

国の定めたガイドラインに則った

感染予防対策しての営業が

推奨されています。

 

これを受けて新型コロナウイルスの怖さを

再認識させられています・・・

 

無症状者や軽症者がとても多いということで、

警戒レベルを引き上げるかどうか有識者の中でも

意見が割れたということを耳にしました。

 

また、2月からこのブログを書いている

7月20日までの5カ月余りでは日本で

新型コロナにより亡くなった人は

現時点で全国1000人。

 

季節性のインフルエンザ死亡の

3分の1と数字で出ています。

インフルエンザは毎年約3000人

 

だからと言って、

新型コロナにかかっていいというわけでは

ありませんし新型コロナを軽視している

わけでもありません。

 

とまあ、ここまでは何となく

一般的で当たり前のことを

書かせていただいきます。

 

 


 

目次:

1. 新型コロナに対する新しい仮説

2.日本の重症化率・死亡率が低い3つの理由

3.これからの新型コロナ対策

4.さいごに

 


1.新型コロナに対する新しい仮説


 

今回の本題は、

私がこの新型コロナウイルスで

ずっと疑問に持ち続けていた事・・・

 

欧米での死亡率が高いのはなんで?

 

それとも日本の死亡率が低いの?

 

ってところです。

 

ウイルス自体の多少の変異はあるにせよ

ここまで著名に各国の死亡者数の違いが

数字で見て取れるのはなんでだろうって

ずっと疑問に思っていました。

 

その疑問に答えてくれたのかごとく

国際医療福祉大学の高橋泰教授が

新型コロナウイルスに関わる論文から

仮説を立て、「感染7段階モデル」を作成

されました。

 

公表されたデータから作成しているので

非常にわかりやすく新型コロナウイルスの

特性を説明されているので今回は引用させて

頂きながらこのブログを書いていきたいと思います。

 

あくまでも、仮説という事なので

このモデルで確定ではないことも

あらかじめ補足させていただきます。

 

そして次は、その仮説を元に

なぜ日本の重症化率・死亡率が他国に比べ

少ないかという事も触れていきたいと思います。

 

 

 

 

 


2.日本の重症化率・死亡率が低い

3つの理由


 

 

では、具体的になぜ新型コロナでの

日本の重症化率・死亡率がここまで

低いのかを書いていきます。

 

まず、日本の重症化率・死亡率が

低い理由としてはなんといっても

国民性が挙げられますよね。

 

マスクの常時着用や、外出自粛など

日本は本当によくやっていると

思います。

 

その結果が今回の結果にも

つながっていると心から思います。

 

そのうえで、公表されているデータをもとに

あくまでも仮説ですが、下記の

3項目が関係あると言われています。

 

 

1.暴露率

2.自然免疫力:

3.発症者死亡率

 

詳しくみていきましょう。

 

1.暴露率

 

暴露とは:

有害物質や病原菌などにさらされること。

 

例えば老人ホームなど

高齢の方が生活されている

施設や介護施設などでは

新型コロナウイルスより以前から

インフルエンザやノロウイルスの流行する季節は

家族の面会も禁じている施設が多いですよね?

 

そのような場所ではウイルスに対する対策は

日ごろから取られていると思います。

 

ニュースなどでもわかるように、

高齢者の外出自粛が自発的に

且つ積極的に行われていました。

 

この高齢者の外出自粛が

ポジティブに働いたのだと思います。

 

一方海外では、介護施設や老人ホームの

クラスター感染による死者数が圧倒的に多い

という報告が挙がっています。

 

この暴露率と言うのが

日本は海外に比べて少ないというので

いわゆる「重症化しやすい高齢者」

海外に比べて少なかったのではないかと

言われています。

 

 

2.自然免疫力

 

自然免疫力のわずかな差が大きな違いを生む

ということが分かっています。

 

実は、自然免疫で治る人の比率が

欧米より日本人(アジア人)のほうが高いそうです。

 

その結果「軽症以上の発症比率」

低くなるが、抗体陽性率も低くなる。

 

簡単に言うと、

 

感染者は増えるが重症化はしにくい

 

と言ったところでしょうか。

 

 

もしも、新型コロナにかかった人が

別の人に移した場合。

 

その大半が自然免疫で治癒して、

次の人への感染につながりません。

 

結果、よほど多くの人が

新型コロナウイルスに同時に

暴露されない限り、新型コロナの

感染連鎖が途切れやすい

ということになります。

 

抗体陽性率から考えると欧米では

自然免疫で対応できず症状が悪化する人が、

日本よりもはるかに多いと考えられています。

 

 

 

3. 発症者死亡率

 

 

発症者死亡率というのは読んで字のごとく

新型コロナが発症して亡くなってしまう人数。

 

日本は欧米に比べて低いです。

 

その理由としては、

欧米人に比べて血栓が

できにくいことが挙げられます。

 

サイトカインストームが起きても、

日本のほうが重症化する可能性が

低いと考えられているそうです。

 

高橋教授曰く、

「発症者死亡率」は、

日本では0~69歳で0.01%、

70歳以上では0.4%

欧州では0~69歳で0.05%、

70歳以上が2%とした。

 

とおっしゃられています。

 

ということは、

 

10万人当たりの死亡者は

日本0.9人

ベルギー82人となり

実際の数字とほぼ一致するそうです。

 

これには驚きですね・・・

 

※サイトカインストームとは:

免疫システムが病原体から体を守るために暴走し、

健康な細胞を傷つけて起こる過剰な炎症を引き起こすこと。

 

ただし、高橋教授は

暴露率、軽症以上の発症比率、

発症者死亡率の数字の設定は

仮説的なものであり信頼性は低い

ともお話されています。

 

 

 

 


3.これからの新型コロナ対策


 

 

この上記の3要綱を踏まえ

これからの新型コロナ対策は

 

・重症者に対する治療に重点を置く

・高齢者の感染防止を優先していく

 

という対策が取れるかどうかとも

言われています。

 

他の医療関係者の方も

お話ししていましたが、

この理論でほぼ間違いないとも

おっしゃられていました。

 

免疫を勉強してきてる方ならば、

はじめからわかっていたことだとも

思います。

 

と付け加えていました。

 

 


4.さいごに


 

 

感染者数が増えていて

不安も煽られてしまうのも

当然分かります。

 

しかし、何が大事なのかをしっかり見極め

正しい情報を取り入れましょう。

 

インフルエンザの年間死者は

上述したように約3000人とされています。

 

これは今回の新型コロナウイルスの影響で

よく耳にすることかもしれません。

 

では、肺炎ではどうでしょう?

 

肺炎での年間死者数は、

日本だけで毎年10万人を超えます。

 

今年は逆に相当少なくなるかとも

考えられています。

 

やっぱり

新型コロナウイルスには

かかりたくない

うつしたくない

 

と本当に思います。

 

ですので、壱番館はこれからも

感染症対策はしっかりと

行っていきます。

 

そうすれば

新型コロナウイルスだけでなく

インフルエンザをはじめ他の

ウイルスの対策にもなりますからね。

 

感染予防をする本質は

新型コロナウイルスによる

重傷者や死者を増やさない事なのでは

ないでしょうか。

 

そのためにみなさんも

これだけの努力をされているんですよね?

 

新型コロナウイルスに

かかりたくなければ

家から出ない事。

 

というフェーズは

過ぎました。

 

自分だけがかからなければ

良いですか?

 

人間生きてたら、色んな病気や

ケガをするもんです。

 

こうして、新型コロナに対しても

研究が進み、病態解析がされ

考え方をはじめ、色々な情報が

アップデートされていきます。

 

我々の考え方も

アップデートしていきましょう。

 

医療崩壊を防ぐためにも、

正しい知識を身につける為にも、

今回は整体/整骨院の体の話

と言うよりは新型コロナウイルスの

新しい仮説についお話しさせて

いただきました。

 

最後に、これは高橋教授も

話していましたが

このモデルはあくまでも仮説です。

 

ただコロナをいまさらですが

 

ちゃんと理解しましょう。

正しく怖がりましょう。

って話です。

 

「恐れすぎることを恐れよ」

 

20世紀初頭の世界大恐慌時にの

フランクリン・ルーズベルト元大統領の

言葉が思い出されます。

 

 

しかし、このモデル

すごい分かりやすいですよね。

 

良かったら詳しく調べて下さい。

 

最後までお読みいただき有難うございました☆

 

 

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