「痛い」という事はどういうことか?横浜|元町|整体

2021/07/01
横浜中区元町の整体/整骨院が腰痛や肩こりなどの痛みの本質についてを書く

「痛い」ということはどういうことか

 

横浜市中区にある整体/整骨院壱番館から

皆さまにとって有益な健康情報をお届けします。

 

今まで、いろいろな症状について

書いてきましたが、今回は原点にかえりましょう。

 

このブログを見てい頂いているという事は

少なからず体のどこかの調子が悪い方が

見ていると思います。

 

そのほとんどの方が感じたことのある感覚

 

「痛い」や「痛み」

 

と言う感覚について

掘り下げていこうと思います。

 

 


目次:

1.痛みの定義

2.痛みはどうして起こるのか

3.痛みの種類

4.その痛みどうする?


1.痛みの定義


 

実際に来院される方も「痛い」という表現を

よくされます。

 

しかし、この「痛い」という感覚は

人には非常に伝わりづらいです。

 

そこで日本疼痛学会は「痛み」の定義を

明確に定めています。

 

実際の組織損傷もしくは組織損傷が

起こりうる状態に付随する。

あるいはそれに似た感覚かつ情動の不快な体験。

 

それに付け加えられ

 

①痛みは常に個人的な経験であり、

 生物学的、心理的、社会的要因など

 経験によっても影響を受けるものであること

 

②「痛覚を伝達する神経系が活動すること

 「侵害受容ニューロンの興奮」と、

 「痛みがあること」とは異なること

 

③痛みを経験しているという

 人の訴えは重んじられるべきこと

 

簡単に言うと、

思い当たるケガをしていなくても

痛みとして感じている以上

痛いという感覚は間違っていない

という事ですかね。

 

 

 


2.痛みは悪か?


 

世界14か国で7000人以上(18歳以上)の方に

調査した結果、身体のどこかに何らかの

痛みを経験したことがある方が実に88%も

いるそうです。

 

だからどうしたわけではないですが(笑)

 

でも非常に多いと思いませんか?

 

それだけ痛みで悩んでいる方が多いのです。

 

では具体的に、

痛みとはどうして起こるのでしょうか。

痛みがあると辛いですよね。

 

痛い=悪い

 

と捉えられる事が99.9%です。

 

しかし、考え方を変えてみましょう。

 

同じ原因の痛みを取るのにも早い方もいれば

長い期間がかかる人もいます。

 

痛みを感じることがなければ、

どこが悪いか分からず

何度も痛みを繰り返す可能性があります。

 

ましてや回復不能なダメージを

負ってしまうことも

あるかもしれません。

 

つまり「痛み」とは、

身体がダメージを受けていることを

知らせるための防衛反応なのです。

 

言い換えると、

痛みは私たちの身体を

守ってくれているとも言えますよね。

 

痛みが出たら身体からのサインに則り

しっかりと自分の身体を見つめなおすことも

必要だと思います。

 

寝れば次の日には痛みは和らいでいるから

いいやと思っている人はいつかその痛みが

大きくなってやってくる可能性も否定出来ません。

 

また、痛みがあると動いてはいけないと

思っている人が大勢います。

 

痛むからといって過度に安静にして

運動不足が続くと、

筋力が低下してしまいます。

 

もうその後はお分かりですよね?
 

また痛みが治らないことへの不安や心配、

職場・家庭でのストレスは、

痛みを慢性化させる傾向にあります。

 

安静にすることもたしかに大切です。

 

しかし、安静にしたからと言って

回復が早まるとも言えないという

研究結果も多数あります。

 

実際、適度に身体を動かした方が

早く痛みがとれる場合もありますので

痛みに対する対処を間違えないようにしたいですね。

 

 

 


3.痛みの種類


 

痛いという感覚にも種類があります。

 

単に痛いというのは簡単ですがその

痛みの種類に合った治療が必要になってくるのは

言うまでもありません。

 

では、どのような種類があるのでしょうか。

 

大きく分けて2つあります。

 

①からだに危険を伝える痛み(侵害受容性疼痛)

 いわゆるケガをするとその部分に

 痛みを起こす物質が発生します。

 

 この物質が末梢神経にある

 「侵害受容器」という部分を

 刺激することで痛みを感じるため、

 「侵害受容性疼痛」と呼びます。

 

②神経の痛み(神経障害性疼痛)

 何らかの原因により神経が

 障害(絞扼や引き伸ばされる)され、

 それらによって起こる痛みを

 「神経障害性疼痛」と呼びます。

 

この②は比較的整骨院/整体院で

診る事が多い症状ですね。

 

坐骨神経痛や腋窩神経痛などと言った

地味に日常生活に影響の出る痛みが

特徴的です。

 

神経痛という言葉で何となく

「しびれ」を連想させてしまいますが、

名前の通り痛みとして感じる事が多い印象です。

 

 

 


4.その痛みどうする?


 

いつも言っていますが、

痛みが出てしまった事実は変えられません。

 

炎症が起きているのなら

抑えなければいけませんし、

神経が興奮しているのであれば

鎮めないといけません。

 

一時的に薬などで抑えても

痛みがまた繰り返し出てしまうようであれば

その「痛み」は良くなっていません。

 

痛みが出ないようにするには

身体を根本的に変えていくしか

方法はありません。

 

痛みがでると何気なく出来ていた動作が

簡単ではなくなりますし行動範囲も狭まります。

 

深刻なケースでは仕事に影響まで出るようになり

人間関係にも影響が出ます。

 

ギックリ腰でもわかるように

急性疼痛は突然おこります。

 

しかし上述したように痛みは、

ダメージから身体を守るよう、

私たちに注意を促してくれています。

 

これは身体からの何らかのサインです。

 

そのサインを見逃しているといつの間にか

痛みの引きづらい身体になってしまいます。

 

そうならないように痛みでお悩みであれば

整体/整骨院壱番館にご相談ください。

 

きっとお役に立てます!!

 

 

電車に乗ってでも来る価値のある整体院

を目指しています!!

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