痛みの原因が分からない⁉️
そんなことってある?
横浜市中区元町にある整体/整骨院から皆様にとって有益な健康情報を提供していきます‼️さて今回のテーマはレントゲンやMRIを撮影しても痛みや痺れの原因になり得る所見が見当たらないのにも関わらず本人は痛みや痺れで悩んでいる…原因がないのに痛みや痺れが出るなんてあり得るわけないと思っているそこのあなた。以前、壱番館のブログでMRIを取っても異常がないのに腰が痛いというお話を書かせていただきました。本当に何も異常がないのに体に痛みやしびれが出るのか今回は医学的初見を交えて掘り下げていきたいと思います。
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筋膜性疼痛症候群とは
レントゲンやMRIなどの画像診断をしても明らかな異常が認められない。けれど、体は間違いなく痛い。そんな症状の総称を筋膜性疼痛症候群と呼んでいます。首の痛みでも腰痛でも呼び名は変わりありません。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、テレビなどで近年少しずつ認知されてきている疾患だと思います。まずは、この筋膜性疼痛症候群がどのような疾患であるかをお書きしていきます。
筋膜性疼痛症候群は1983年アメリカの医師Janet G. TravellとDr.David G.Simonsによって筋膜性疼痛と機能障害という著書により発表されます。症状の特徴としては、個人の体感の差があるものの「疼くような痛み」「凝っているような痛み」として表現されることが多いです。体の中で骨格筋がある場所であれば基本的にどこでも起こり得るもですが、後発部位としてよく聞かれるのは「後頭部」「首」「肩甲骨周辺」「背中」「腰」「臀部」など姿勢を保っているときに使われる筋肉が挙げられます。聞いたことあるかもしれませんが「緊張型頭痛」「筋膜性腰痛(いわゆるぎっくり腰)」なんかもこれに該当するそうです。みなさん一度は経験したことがある頭痛、肩こり、腰痛の多くがこの筋膜性疼痛症候群に起因していると考えられています。では、その筋膜性疼痛症候群はどうやって症状が起こるのでしょうか。
筋膜性疼痛症候群のメカニズム
筋膜性疼痛症候群のメカニズムは筋肉や軟部組織が硬くなりその部分で酸素欠乏が起きます。筋肉に酸素が足りなくなることで血中の血漿から痛みを感じる物質「ブラジキニン」が生成されてしまいます。このブラジキニンが人間の知覚神経(痛みを感じるセンサー)であるポリモーダル受容器に取り込まれてしまいます。それらが痛みの信号として脳に発信されて「痛み」として感じるというメカニズムになっています。さらに、脳や脊髄が筋肉からの痛み信号を捉えて、無意識に交感神経を働かせて筋肉が硬くなっている場所の緊張状態を強引に作り出します。その際、周辺筋肉の血管を収縮させるため再度酸素が欠乏した状態に陥ります。酸素が欠乏するので老いお家をかけて痛みが強くなる傾向になるということと、痛みの場所や範囲も広がります。このような脳や脊髄の働きにより痛みの連鎖が始まることを筋膜性疼痛症候群といいます。この際、刺激される痛みの繊維はC繊維と言って「ズキズキ」「ジンジン」といった二次痛のように鈍い痛みを感じることの方が多いとされています。
※ブラジキニンとは、9個のアミノ酸からなるペプチドで、体の中で組織の損傷や炎症が起こったときに生成される「局所ホルモン(オータコイド)」の一種です。主な作用として、「血管を拡張して血圧を下げる」、「炎症している部位で浮腫(むくみ)や痛みを生じさせること」が挙げられます。また、気管支などの平滑筋を収縮させる働きもあります。ケガをした時など組織を損傷したときや炎症時に作られ、循環器系や神経系に影響を与えます。このブラジキニンを早く排泄させるためには、水分をたくさん摂って体内から素早く排泄されるように促しましょう。
※ポリモーダル受容器とは、体が熱や化学物質、物理的な圧迫など、複数の刺激に対して反応する痛みを感じるセンサー(侵害受容器)のことを指します。
※二次痛とは、ケガや外部からの刺激によって最初に感じる鋭い痛みがaδ繊維の末端に存在してそれが「一次痛」として現れます。その後に現れる、鈍く持続する痛みが特徴的です。一次痛が「ピリッ」とした痛みだとすると、二次痛は「ズキズキ」「ジンジン」といった痛みとして表現されることが多いです。ポリモーダル受容器が痛みに関わる神経であるC線維の末端に存在し、炎症性の痛みや遅れて感じる痛みを総称して「二次痛」と呼んでいます。脳との関係が深いとされている痛みの種類です。
筋膜性疼痛症候群の診断
残念ながら筋膜性疼痛症候群を他覚的に確定診断できるすべは今のとことないのが現状です。ただし、上述した筋膜性疼痛と機能障害という著書によると、筋膜性疼痛症候群を識別する基準として、「必須基準」と「観察事項」ということで記されています。記されている内容は、下記の通りです。
必須基準:
☑️触ることができる筋肉の場合、その筋肉に索状の硬結があること。
☑️索状硬結を押したときに鋭い痛みを感じる圧痛部位があること
☑️圧痛点を押した時に感じる痛みがその圧痛点から来ていると感じること。
☑️関節の拘縮による可動域制限ではなく、痛みにより体の可動範囲に制限があること
確認すべき観察事項:
☑️目で確認、触ってわかる局所的な筋肉の収縮が所見できるか?
☑️針を圧痛がある場所に刺すことにより、局所的な単収縮が見られるか?
☑️圧痛点を圧迫することにより、周辺筋肉で痛みでは無いが何らかの感覚を感じるか?
☑️筋肉の硬結がある部位の圧痛点における自然状態での電気活動を観測するため、筋電図を実施する。
原本ではすごく難しい言い回しをしていて医学に疎い方には分かりづらい部分もあったので、可能な限りわかりやすい言葉に直してお書きしていますが、それでもまだ難しいですね・・・結構ざっくりしている印象です。「この数値がこれ以上」とか「この動きがこれ以下」といいうものはなく割と感覚的な所見を重んじている節があります。ということは、診断が非常に難しいわけです^^;腰痛85%が原因不明というのも納得できます。
筋膜性疼痛症候群の原因
では、この筋膜性疼痛症候群の原因はなんでしょう?筋膜性疼痛症候群(きんまくせいとうつうしょうこうぐん)とは、体の筋肉に時に激しい疼痛を生じるものです。この症状が発生する可能性がある筋肉は全身の筋肉に及びます。 メカニズムは上述した通りある程度解明されていますが、原因というのはさまざまあると言われています。スポーツをしている時の打撲から発症することもありますし、肉体労働、同じ姿勢をずっとしている作業を続けざるを得ない方、はたまた心理的ストレスまで原因は多岐にわたります。要するにそれらが原因で、筋肉、腱、靭帯、筋膜が、血流不足をはじめ、反復動作による疲労、過度の使用が原因で起こるいわゆる凝り(索状硬結)が発生して痛みを出します。これが原因です。例えばここ最近、お問い合わせが多い坐骨神経痛様の症状では太ももの裏側や脛の外側、足の裏などにでる坐骨神経に沿って出る痛みがあります。神経痛と疑われるわけですから、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症による坐骨神経痛と間違われることもかなりの確率であります。実際MRI、レントゲン、CTなど精密検査をしてみても異常がないケースもよくあります。ですが、実際に腰は痛いし痺れています。では、何が原因なのでしょう?そうなのです。お尻の筋肉や股関節周りの筋肉が緊張していて凝りが発生しているのです。これらを緩めるための何かが必要不可欠ということになります。現代医学では残念ながら筋肉の緊張(コリ)が原因で痛みや痺れが出るという理解があまりないのが現状です。実際、研究は進んでいるものの実際の病理として認められることは少なく、何か体の中に異常を検知しないと病名として診断されない傾向にあるのも事実です。画像診断で津看板の突出や骨の変形、狭窄などが診られる場合それが原因で痛みが出ているという診断になります(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性腰椎症など)しかし、今お書きした疾患があるからと言って必ずしも症状が出ているわけではないのは現代の医学でわかってきています。当然、MRIをはじめとする画像診断、血液検査などの客観的な検査が最も重要視される傾向にあり、それらで異常がみられるとその異常が痛みの原因と断定されてしまい、触診や視診でしか確認できない体のガワの部分の異常が見逃されているのも現状です。そのため本当に辛く、日常生活にさえ支障が出ている患者さんたちはお手上げ状態です。画像や血液検査に問題がないので診断できないわけですから、今ある体の痛みを周りの方に理解もしてもらえません。そのため、ストレスや心の病気として考えられてしまうこともしばしばあります。西洋医学で行われる検査では目に見える根拠がでない事が多々あり、この病気の存在そのものが医学界はもとより患者様の間でも十分に認知されていないのがはがゆいところです。
筋膜性疼痛症候群の治療
では、筋膜性疼痛症候群の治療はどう行っていくのでしょうか。そもそも、病態の確立していない疾患だけに治療法も「これだ!!」というものが確立していないのも事実ではありますが、一般的に筋膜性疼痛症候群の治療というのは対症療法になってしまいます。その中でも筋膜性疼痛症候群の治療は大きく分けて5つあると言われています。我々整体/整骨院ができる治療を一番として順番に見ていきましょう。
1.徒手療法/物理療法:
筋膜性疼痛症候群の主な原因は血流が悪くなることに始まります。その血流を良くするために必要な事といえばやはり人の手を使った施術が一番であると整体/整骨院壱番館では考えています。なんといってもコミュニケーションを取りながら施術できるので体の状態を把握した計画性のある治療が期待できます。手技療法だけでなく筋力トレーニングやストレッチ、温熱療法などで血流改善に努めることが可能です。痛みや痺れというのは人には伝わりづらいものです。
2.トリガーポイント療法
以前にも、整体/整骨院壱番館のブログでも取り上げさせていただきましたが、トリガーポイント療法というのは筋膜性疼痛症候群の治療に有効だと言われています。痛みや痺れのでているトリガーポイントを特定し、そこに直接的な刺激を与えることで痛みを緩和します。トリガーポイント注射、鍼治療、徒手療法などが用いられます。トリガーポイントとは何らかの理由で感作された(上述した受容器とはまた違う)受容器だと考えられています。受容器が作動すると、やがて筋肉に顕在的に筋硬結として現れます。そして強い自発痛と、筋肉の拘縮がしびれや痛みと様々な障害を引き起こします。今回ご紹介している筋膜性疼痛症候群の原因の一つに筋硬結がありますが、この筋硬結にトリガーポイントが多いのは事実です。双方の関係がよくわかっていないのも事実で、筋肉の硬いところが必ずしもトリガーポイントとは限らず、治療がうまくいかないこともあるみたいです。トリガーポイントの見極めが治療の鍵になってきますね。
3.認知行動療法
ここ最近日本でもしばしば取り沙汰される治療法でもあり欧米では一般的になりつつあります。もともと心理的な疾患に使われていた治療法です。痛みの原因となる心理的な要因を探し出し、痛みや痺れの原因についてアプローチしてきます。基本的には認知行動療法の第一歩は「運動」です。この認知行動療法に関しては整体/整骨院壱番館もとても共感できる部分がありますので、施術の一環として皆様にお伝えしています。実際に痛みや辛さから解放されたという声もいただいています。
4.薬物療法:
抗炎症薬:炎症を抑え、痛みを軽減する効果が期待できます。
筋弛緩剤:筋肉の緊張を和らげ、痛みを緩和する効果が期待できます。
鎮痛剤:痛みの程度に応じて使用されます。
当然整体/整骨院では薬の処方はできないので整形外科などで処方してもらうことになります。
どの薬を使っても軽減が精一杯ってところですかね・・・とは言っても個人差があります。聞く方には効くというお話も聞きます。ただ、薬には副作用もきちんとあるので服用には用法用量をきちんと守りましょう。
5.手術療法:
これはごく稀なケースではありますが、他の治療法で効果が見られない場合、症状が重度で日常生活に多分に支障がある場合検討されることがあります。どんな手術をするかというと、トリガーポイントのある筋肉を切開し、絞扼された神経を解除したりする方法があるそうです・・・今まで私は聞いたことがありませんでしたが💦今の医学の考え方では第一選択にはならないでしょうし、手術をするポイントの深さや曖昧さを考慮すると現実的ではないかもしれません。一応こういう手術があるということだけ覚えておいてください。
整体/整骨院壱番館で
筋膜性疼痛症候群にできること
ここまで筋膜性疼痛症候群についてお書きしてきました。要するに「精密検査を一通りしてみても原因がわからない痛みや痺れの総称」みたいなものです。しかもそれが、色々な角度の原因から発症するということ。もうこれは医学の見地を超えている様なものですよね。もちろんこの他にも今の現代医学では太刀打ちできない難病が数あることもわかっていますしその範疇を超えて施術しようなんて毛頭に考えていません。しかし、我々整体/整骨院レベルで考えるとこの筋膜性疼痛症候群というのは慢性痛の方ほとんどが当てはまるのではないかと考えています。腰痛で例えると、現代の腰痛の85%の原因はわかっていないそうです。慢性痛といって片付けてしまえばそれまでなのですが原因がわからないのに痛いというのはなかなかにして辛いものです。その中で、整体/整骨院壱番館ができる事は、皆さんのお話をしっかりと聞いて心と体を整えるという事です。上述した様に筋膜性疼痛症候群の原因の中には、心理的作用や日常生活の中での問題も多く含まれている様に思います。ということは解決できる範囲だとも思っています。もちろん、そのためには我々も技術と知識を持っていないといけない大前提です。その自負は整体/整骨院壱番館にはあります。もし、「精密検査を受けても原因がわからない体の痛みや痺れでお悩みがある」「なんだかずっと調子がすぐれない」そんな方は一度我々整体/整骨院壱番館の施術を受けてみてください。きっとお役に立てると信じています。
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