腰痛や肩こりの方必見!!
筋持久力と最大筋出力の違いとは?
「長く使う筋肉」と「強い力を出す筋肉」
ー分かりやすく解説ー
横浜市中区元町にある整体/整骨院壱番館から
皆様に有益な健康情報をお届けしていきます‼︎
今回も筋肉のお話です。
普段、姿勢のお話や重心の話を
皆様には良くさせていただいております。
しかし、それは筋肉がしっかりあっての
お話です。
皆様なから、
「筋トレをしているのにすぐ疲れる」
「筋肉はあるのに立ち上がりづらい」
「軽い作業はいいいけど重い物を持つのは苦手」
このようなお悩みを多く聞きます。
一見「筋肉がある・ない」で
片付きそうですが実は単純に
「筋力がある・ない」だけでは
説明できないのです。
筋肉の持っている能力には
いくつかの種類があります。
なかでも日常生活に大きく関係するのが、
💪 最大筋出力
🔁 筋持久力
この2つです。
この2つは似ているように見えますが、
役割は大きく異なります。
✅ 最大筋出力は
「一度にどれだけ強い力を出せるか」
✅ 筋持久力は
「必要な力をどれだけ長く出し続けられるか」
今回は主に、筋持久力と最大筋出力の違いを、
日常生活や姿勢、肩こり・腰痛との関係も
含めて分かりやすく解説します。
目次
1.最大筋出力とは
2.筋持久力とは
3.車にたとえると分かりやすい
4.日常生活で必要になる場面
5.姿勢を支えるために重要なのはどちらか
6.肩こり・腰痛との関係
7.筋力があるのに力を出せない理由
8.それぞれのトレーニング方法
9.どちらを優先すればよいのか
10.まとめ
1.最大筋出力とは?
最大筋出力とは、簡単にいうと、
「その人が一度に発揮できる、最大に近い力」
🏋️ 重い荷物を持ち上げる
🪑 低い椅子から一気に立ち上がる
🛏️ 重い家具を動かす
🏃 転びそうになったときに踏ん張る
🧗 階段を強く蹴って上がる
といった動作では、
短時間に強い力を発揮する必要があります。
最大筋出力が低下すると、
日常生活では次のような変化が現れます。
⚠️ 椅子から立ち上がるときに手を使う
⚠️ 階段で脚が上がりにくい
⚠️ 重い物を持つのが怖い
⚠️ 片脚で踏ん張れない
⚠️ とっさの動きに対応できない
最大筋出力は、
筋肉の大きさだけで
決まるわけではありません。
筋肉を動かすための神経からの指令や、
複数の筋肉を同時に働かせる能力、
姿勢や関節の位置なども関係します。
そのため、筋肉量がある人でも、
体をうまく使えていなければ
十分な力を発揮できないことがあります。
2.筋持久力とは?
筋持久力とは、
筋肉が疲れるまで一定の力を繰り返し、
または持続して発揮できる力
🚶 長時間歩き続ける
🧹 掃除機を長くかける
🍳 立ったまま料理をする
💻 座った姿勢を保つ
📦 軽い荷物を何度も運ぶ
🏢 仕事中に同じ姿勢を維持する
といった場面で使われます。
一度だけ大きな力を出すのではなく、
比較的小さな力を長時間使い続ける能力です。
筋持久力が低下すると、
日常生活で次のような事が
起こりやすくなります。
⚠️ 長く立っていると腰がつらくなる
⚠️ 座っているだけで姿勢が崩れる
⚠️ 歩いていると脚が重くなる
⚠️ 肩や首がすぐに疲れる
⚠️ 仕事の後半になると体が支えられない
⚠️ 軽い運動でもすぐに休みたくなる
重いものはもてるけど長く続けられない
これは最大筋出力よりも筋持久力が
不足している可能性があるからなのです。
3.車にたとえると分かりやすい
筋持久力と最大筋出力の違いは、
車にたとえると分かりやすくなります。
最大筋出力は「エンジン自体のパワー」
坂道を上ったり、
重い荷物を運んだりするときには、
強いエンジンが必要です。
人間の体では、重い物を持つ、
立ち上がる、踏ん張るといった
動作にあたります。
エンジンのパワーが弱ければ、
一度に大きな力を出すことができません。
反対に筋持久力は「長く走り続ける能力」
いくらエンジンが強くても、
すぐに熱を持って止まってしまえば、
走ることそのものができません。
人間の体でも同じです。
一瞬は姿勢を正せても、
数分後に猫背へ戻ってしまう場合は、
姿勢を支える筋肉の持久力が
不足している可能性があります。
🚗 最大筋出力=強く加速する能力
⛽ 筋持久力=長く走り続ける能力
と考えると分かりやすいでしょう。
どちらか一方だけではなく、
日常生活ではこの両方が必要になります。
4.日常生活で必要になる場面
最大筋出力が必要な場面
最大筋出力は、短時間に
強い力が必要な動作で使われます。
💪 低い椅子や床から立ち上がる
💪 重い買い物袋を持ち上げる
💪 階段を力強く上る
💪 転倒しそうになったときに踏ん張る
💪 布団や家具を動かす
💪 子どもを抱き上げる
特に年齢を重ねていくと、
立ち上がりや階段昇降に必要な
筋力が低下しやすくなります。
最大筋出力が落ちると、
これまで普通にできていた動作が、
その人にとっての「ほぼ最大の運動」
になってしまいます。
📙筋持久力が必要な場面
筋持久力は、
小さな力を長時間使う動作で必要です。
🔁 長時間の立ち仕事
🔁 デスクワーク
🔁 買い物や散歩
🔁 家事や料理
🔁 同じ姿勢での作業
🔁 軽い荷物を繰り返し運ぶ
例えば、
飲食店や販売業などの立ち仕事では、
脚やお尻、体幹の筋持久力が重要です。
一回だけ立つことができても、
数時間立ち続けられなければ、
仕事の後半になるほど姿勢が崩れ、
腰や膝への負担が増えてしまいます。
スポーツでわかりやすく言えば
ゴルフなどは良く当てはまります。
最初はいいけど後半になってくると
疲れてフォームが崩れて
スコアも崩れる🤭
よくあるお話です。
5.姿勢を支えるために重要なのはどっち?
姿勢を保つためには、
特に筋持久力が重要です。
良い姿勢は、
一瞬だけ胸を張れば
完成するものではありません。
座っている間、立っている間、
歩いている間に、体幹や肩甲骨周囲、
お尻の筋肉が小さな力を
出し続ける必要があります。
そのため、
「姿勢を正してください」
と言われた直後は姿勢が良くなるものの、
数分後には元に戻ってしまう人が
少なくありません。
これは本人の意識が
低いからとは限りません。
姿勢を維持するための筋持久力が足りず、
体が楽な姿勢へ戻っている可能性があります。
ただし、最大筋出力が
全く必要ないわけではありません。
筋肉が発揮できる最大の力そのものが低いと、
姿勢を支えるための軽い負荷でさえ、
本人にとっては大きな負担になります。
最大で10の力しか出せない人が、
姿勢を支えるために5の力を
使っている場合、最大能力の
50%を使い続けることになります。
一方、最大で20の力を出せる人が、
同じ5の力を使う場合は、
最大能力の25%です。
当然ですが同じ姿勢でも、
最大筋力に余裕がある人のほうが
疲れにくくなります。
つまり姿勢改善では、
✅ 最大筋出力を高めて力の余裕をつくる
✅ 筋持久力を高めてその状態を長く保つ
という両方の考え方が必要です。
ですので、整体の施術だけで
姿勢を改善するというのは本当のところ
難しいと思っています・・・
6.肩こり・腰痛との関係
筋持久力や最大筋出力の低下は、
肩こりや腰痛にも関係します。
最大筋出力が低い場合
体を支えるための基礎的な力が不足すると、
本来使いたい筋肉だけでは
動作を行えなくなります。
その結果、
⚠️ 肩をすくめて腕を上げる
⚠️ 腰を反らせて立ち上がる
⚠️ 膝に手をついて体を起こす
⚠️ 太ももの前側ばかりを使う
⚠️ 首や腰を固めて踏ん張る
といった代償動作が起こります。
本来とは違う場所を使って動くため、
首や肩、腰、膝などに負担が
集中しやすくなります。
📙筋持久力が低い場合
運動の始めは正しく動けていても、
疲れてくると姿勢や動作が崩れます。
仕事の午前中は問題なくても、
夕方になると、
⚠️ 頭が前に出る
⚠️ 背中が丸くなる
⚠️ 腰が反る
⚠️ 片脚に体重をかける
⚠️ 肩に力が入る
といった変化が起こります。
そのため、肩こりや腰痛がある人は、
痛い部分だけを見るのではなく、
「必要な力を出せているか」
「その力を長く保てているか」
の両方を確認することが大切です。
7.筋肉があるのに力を出せない理由
見た目に筋肉があっても、
十分に力を発揮できないことがあります。
筋肉の大きさと実際の筋出力が、
必ずしも同じではないからです。
筋肉を動かすためには、
脳や神経から筋肉へ適切な
指令が送られる必要があります。
また、関節の位置や姿勢が悪ければ、
筋肉は本来の力を発揮しにくくなります。
例えば、お尻の筋肉が発達していても、
⚠️ 股関節をうまく動かせない
⚠️ 骨盤が過度に前後へ傾いている
⚠️ 足裏で地面を押せない
⚠️ 腰に力を逃がしている
といった状態では、
立ち上がりやスクワットで
お尻の力を十分に使えません。
この場合、
単純に筋肉を大きくするだけでは
解決しないことがあります。
必要なのは、
🧠 筋肉へ力を入れる感覚
🦴 関節を適切な位置で動かす能力
⚖️ 左右のバランス
🔗 複数の筋肉を連動させる能力
などを整えることです。
これが、
整体やトレーニングの現場で
筋力だけでなく動き方も見る
本当の理由です。
8.それぞれのトレーニング方法
📙最大筋出力を高めるトレーニング
最大筋出力を高めるには
ある程度重い負荷を使い、
少ない回数で行う方法が
基本になります。
目安としては、
🏋️ 比較的重い負荷
🔢 3~8回程度
⏱️ セット間の休憩は長め
✅ 反動を使わず正確なフォームで行う
といった方法です。
具体的には、
・スクワット
・デッドリフト系の動作
・チェストプレス
・ローイング
・レッグプレス
・重さを加えた立ち上がり運動
最大筋出力を高めたいからといって、
初心者がいきなり限界の重さへ
挑戦する必要はありません。
関節の状態やフォームが
整っていない状態で高重量を扱うと、
目的の筋肉ではなく腰や肩、
膝に負担が集中することがあります。
最初は余裕を残した負荷から始め、
徐々に重さを上げることが重要です。
📙筋持久力を高めるトレーニング
筋持久力を高めるには、
比較的軽い負荷で回数や時間を増やします。
目安としては、
🔁 軽めから中程度の負荷
🔢 15回以上の反復
⏱️ 20~60秒程度動き続ける
⏳ セット間の休憩は短め
具体的には、
・自重スクワットを繰り返す
・軽い負荷でのローイング
・踏み台昇降
・壁を使った腕立て伏せ
・ヒップリフト
・軽い負荷での反復運動
・一定時間の姿勢保持
筋持久力トレーニングでは、
回数をこなすことだけが
目的ではありません。
疲れてきても、
姿勢や動きが大きく崩れない範囲で
行うことが大切です。
9.どちらを優先すればよいのか
筋持久力と最大筋出力の
どちらを優先すべきか、
その人の生活や目的によって
変わります。
📙最大筋出力を優先したい人
💪 椅子から立ち上がりにくい
💪 階段を上るのが大変
💪 重い物を持てない
💪 踏ん張る力が弱い
💪 転倒が不安
💪 スポーツで瞬間的な力を高めたい
このような人は、
まず基礎的な筋力や
最大筋出力を高める必要があります。
📙筋持久力を優先したい人
🔁 長時間立っていると腰が痛くなる
🔁 デスクワークで姿勢が保てない
🔁 歩くとすぐに脚が疲れる
🔁 仕事の後半に体がつらくなる
🔁 軽い運動でもすぐに疲れる
🔁 同じ動作を繰り返す仕事をしている
このような人は、
筋持久力を高めるトレーニングが重要です。
ただし、
実際にはどちらか一方だけが
不足しているとは限りません。
最大筋出力が不足していることで、
一つひとつの動作に大きな負担がかかり、
その結果として早く疲れてしまう場合も
あります。
反対に、
十分な力はあるものの、
持続する能力が不足している場合もあります。
そのため、最終的には、
✅ どの動作が苦手なのか
✅ 何分程度で疲れるのか
✅ 疲れたときにどこが崩れるのか
✅ 極力左右差がないか
✅ 関節の動きに問題がないか
を確認したうえで、
トレーニング内容を決めることが大切です。
10.筋肉というのは
「強さ」と「長く使えること」
の両方が大切
筋持久力と最大筋出力は、
どちらが優れているからよい
というものではありません。
それぞれ役割が異なります。
💪 最大筋出力
一度に強い力を発揮する力
🔁 筋持久力
必要な力を長時間、
または繰り返し発揮する力
最大筋出力だけ高くても、
すぐに疲れてしまえば
日常生活では十分に使えません。
ボディービルダーとマラソンランナーを
想像してみてください。
反対に、長く動き続けられても、
立ち上がりや階段に必要な力が
不足していれば、動作そのものが
難しくなります。
大切なのは、
強い力を出せること
その力を必要な時間だけ使い続けられること
この両方をつけることです。
また、肩こりや腰痛がある場合、
痛い部分をほぐすだけでは、
一時的に楽になっても再び負担が
集中する可能性があります。
関節が動きやすい状態をつくり、
そのうえで不足している筋力や
筋持久力を補うことが、再発予防には
重要です。
整骨院・整体で考えるトレーニングの役割
横浜市中区元町にある
整体/整骨院壱番館では、
痛みがある場所だけではなく、
全身の関節の動きや姿勢、左右差、
筋肉の使い方を確認します。
腰痛がある人でも、
原因が腰だけにあるとは限りません。
股関節がうまく動かないことで
腰が代わりに動いていたり、
お尻の最大筋出力が不足して
腰で踏ん張っていたり、
体幹の筋持久力が不足して
夕方になると姿勢が
崩れていたりする場合があります。
施術によって関節や筋肉を
動かしやすくするだけでなく、
その状態を自分の力で
維持するためには運動が必要です。
整体/整骨院 壱番館では、
AI搭載スマートトレーニングマシンや
自重運動、各種トレーニング器具を使い、
その人の体力や目的に合わせた運動を
ご提案しています。
「筋肉をつけたい」という
漠然とした目的ではなく、
✅ 強い力が不足しているのか
✅ 長く支える力が不足しているのか
✅ 筋肉をうまく使えていないのか
✅ 関節の動きが力の発揮を邪魔しているのか
を確認しながら進めることが大切です。
運動をしても効果を感じにくい方や、
筋トレをすると腰や膝が痛くなる方は、
負荷の問題だけでなく、体の使い方に
原因があるかもしれません。
横浜市中区元町周辺で、
肩こり・腰痛の改善や再発予防、
体力づくりのためのトレーニングを
お考えの方はお気軽にご相談ください。
初めての方へ
横浜市中区も元町にある
整体/整骨院壱番館では
•無理な回数券の提案は行いません
•痛みや違和感の原因を丁寧に説明します
•必要な場合は医療機関の受診もご提案します
あなたの身体の状態に合わせて、
今できる最善の選択を一緒に考えていきます。
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☎045-308-8838
整体院 整骨院 壱番館
📙参考文献・参考資料
・厚生労働省 e-ヘルスネット「筋力・筋持久力」
・厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
・American College of Sports Medicine. Progression Models in Resistance Training for Healthy Adults. Medicine & Science in Sports & Exercise. 2009.
・DeSimone GT. Muscular Strength Versus Endurance. ACSM’s Health & Fitness Journal. 2016.