💪体重が減らなくても体は変わる?
「ボディ・リコンポジション」
という新しい身体づくり
「ダイエットをしているのに、
体重がなかなか減らない……」
そんなとき、
「やっぱり痩せていないな」
「運動しても意味がないのかな?」
と思ってしまう方は少なくありません。
しかし、体重だけを見て
身体の変化を判断するのは
少し早いかもしれません。
最近、身体づくりの考え方として
注目されているのが、
ボディ・リコンポジション
(Body Recomposition)
簡単に言えば、
体重を減らすことだけを目的にせず、
脂肪を減らしながら筋肉を
維持・増加させ、身体の「中身」を
変えていく考え方です。
同じ60kgでも、
✅ 脂肪が多く筋肉が少ない60kg
✅ 脂肪が少なく筋肉が多い60kg
では、見た目も
身体機能も大きく違います。
今回は、
一般的な「ダイエット」と
ボディ・リコンポジションは
何が違うのか、そしてなぜ
40代・50代以降の身体づくりに
重要なのかを、できるだけ
わかりやすく解説します。
📚目次
1️⃣ ボディ・リコンポジションとは?
2️⃣ 「体重を減らす=成功」ではない理由
3️⃣ 脂肪と筋肉はまったく別の組織
4️⃣ ボディ・リコンポジションは可能なのか?
5️⃣ 成功のカギ① 筋力トレーニング
6️⃣ 成功のカギ② タンパク質と食事
7️⃣ 有酸素運動は必要?
8️⃣ 40代・50代以降こそ意識したい理由
9️⃣ よくある失敗パターン
🔟 整体/整骨院壱番館が考える「身体を変える」ということ
1️⃣ ボディ・リコンポジションとは?
「recomposition」には、
再構成する・組み直す
という意味があります。
つまりBody Recompositionとは、
身体の構成を組み直していくこと。
ここで重要なのが「体組成」です。
人間の身体は単純に体重だけで
できているわけではありません。
大きく考えると、
✅ 体脂肪
✅ 筋肉
✅ 骨
✅ 水分
✅ 内臓
から構成されています。
一般的なダイエットでは、
「70kg → 65kg」
のように体重そのものを目標にしがちです。
一方、ボディ・リコンポジションでは、
「何kgになったか」よりも
「その体重の中身がどう変わったか」
を重視します。
この考え方が
ボディ・リコンポディションです。
2️⃣ ⚖️「体重を減らす=成功」
ではない理由
例えば、体重70kgの人が
食事量を大幅に減らして
65kgになったとします。
「5kg痩せた!」
となりますが、
問題は何が5kg減ったのかです。
脂肪だけが減っていれば
理想的ですが、実際の減量では
脂肪以外の除脂肪組織なども
減少する可能性があります。
極端な食事制限を続け、
脂肪と一緒に筋肉まで
大きく失ってしまう。
これは避けたいところです。
反対に、
体重70kg
↓
体重69kg
と1kgしか減っていなくても、
脂肪 −3kg
筋肉 +2kg
ならどうでしょうか?
体重計では「たった1kg減」。
しかし身体の中では、
かなり大きな変化が起こっています。
これこそが
ボディ・リコンポジションの考え方です。
3️⃣ 🥩脂肪が筋肉に
変わるわけではありません
ここは以前のブログでも触れた
重要なポイントです。
よく、
「筋トレすると脂肪が筋肉に変わる」
と言われますが、
これは正確ではありません。
脂肪と筋肉は全く別の組織です。
脂肪細胞がそのまま筋肉細胞へ
変身するわけではありません。
身体では、
🔥 脂肪を減らすプロセス
と
💪 筋肉を増やすプロセス
が別々に進んでいます。
その結果として、
脂肪が減り、筋肉が
増えた身体になる。
これが
「脂肪が筋肉に変わったように見える」
理由です。
4️⃣ 🔬脂肪を減らしながら
筋肉を増やすことは本当に可能?
ここで疑問が出てきます。
「脂肪を減らすにはカロリーを減らす必要がある」
一方で、
「筋肉を増やすには栄養が必要」
なら、
同時にできないのでは?
確かに、ここには
少し難しい問題があります。
脂肪減少にはエネルギー収支を
マイナス方向へ持っていくことが
基本になります。
一方、筋肥大には十分な栄養と
筋肉への刺激が必要です。
そのため、
誰でも簡単に脂肪を
減らしながら大量の筋肉を
増やせるわけではありません。
ここは誤解しないことが大切です。
ただし研究では、
適切な筋力トレーニングと
十分なタンパク質摂取を
組み合わせることで、
エネルギー制限下でも
除脂肪量を維持しやすく、
条件によっては増加しながら
脂肪量が減少するケースも
報告されています。
特に、
✅ 筋力トレーニング初心者
✅ 運動から長期間離れていた人
✅ 体脂肪が比較的多い人
✅ 食事内容を改善できる人
などは、
ボディ・リコンポジションを
狙いやすいと考えられます。
逆に、すでに筋肉量が
多く体脂肪率もかなり低い
トレーニング上級者では、
同時進行の難易度は高くなります。
5️⃣ 🏋️成功のカギ①
「筋肉を使う」こと
では、具体的に何を
すればいいのでしょうか?
非常に重要なのが、
筋力トレーニングです。
食事だけで体重を落とそうとすると、
身体は脂肪だけを選んで
減らしてくれるわけではありません。
そこで筋肉に対して、
「この筋肉は必要ですよ」
という刺激を与える必要があります。
その代表的な方法が以下の
筋力トレーニングです。
✅ スクワット系運動
✅ ローイング
✅ プレス系運動
✅ ヒップヒンジ系運動
✅ ステップアップ
✅ 体幹トレーニング
重要なのは、
ただ動けばいいわけではなく、
現在の身体能力に合わせて、
少しずつ負荷を高めていくこと。
これを「漸進性過負荷」と呼びます。
昨日とまったく同じ刺激を
何カ月も続けるのではなく、
回数・重量・セット数・
動作の難易度などを
調整しながら身体を適応させていきます。
6️⃣ 🍖成功のカギ②
「食べない」ではなく「何を食べるか」
ボディ・リコンポジションでは
食事も非常に重要です。
特に避けたいのが、
「早く痩せたいから食べない」
という方法。
短期的には体重が落ちても、
筋肉を維持するために必要な
栄養まで不足する可能性があります。
特に重要なのが、
タンパク質です。
国際スポーツ栄養学会(ISSN)の
ポジションスタンドでは、
運動を行う人では1日あたり
体重1kgにつき約1.4〜2.0gの
タンパク質摂取が必要とされています。
ただし、
これはすべての人が必ず
2.0g必要という意味ではありません。
年齢・体格・活動量・
健康状態などによって調整します。
例えば体重60kgなら、
60kg × 1.4g = 約84g/日
が一つの参考になります。
そしてタンパク質だけでなく、
✅ 炭水化物
✅ 脂質
✅ ビタミン
✅ ミネラル
✅ 食物繊維
これらも必要です。
ボディ・リコンポジションは、
「食べない身体づくり」ではなく
「必要なものを適切に食べる身体づくり」
と考えた方がわかりやすいでしょう。
7️⃣ 🚶有酸素運動は必要?
脂肪を落とすなら
毎日走らなければダメですか?
そんなことはありません。
ウォーキング、サイクリング、
水泳などの有酸素運動には、
✅ 消費エネルギーを増やす
✅ 心肺機能を高める
✅ 健康維持に役立つ
✅ 日常活動量を増やす
といったメリットがあります。
そのため、有酸素運動も非常に有効です。
ただし、
「脂肪を落としたいから有酸素運動だけ」
では、
ボディ・リコンポジション
という観点では十分とは言えません。
筋肉を維持・増加させたいのであれば、
筋力トレーニング+日常活動+必要に
応じた有酸素運動という組み合わせが
現実的です。
8️⃣ 👨🦳👩🦳40代・50代以降こそ
「体重」より「体組成」
若い頃と同じ体重なのに、
「お腹が出てきた」
「お尻や脚が細くなった」
「疲れやすくなった」
「階段がつらい」
そんな変化を感じる人もいるでしょう。
ここで考えたいのが、
体重が同じでも身体の構成が
同じとは限らないということです。
加齢に伴って筋肉量や
身体活動量が低下すれば、
体重が大きく変わっていなくても、
筋肉が減って脂肪の割合が増える
という変化が起こり得ます。
だからこそ40代・50代以降では、
「あと5kg痩せる!」
だけではなく、
筋肉をできるだけ残しながら
余分な脂肪を減らす
という視点が重要になってきます。
見た目だけではありません。
筋肉は、
✅ 歩く
✅ 立ち上がる
✅ 階段を上る
✅ 姿勢を保つ
✅ 荷物を持つ
といった日常生活そのものを
支える組織だからです。
9️⃣ ボディ・リコンポジションで
ありがちな失敗
❌失敗① 体重だけを見る
筋肉が増えれば体重が思ったほど
減らない場合があります。
体重だけで一喜一憂しないことが重要です。
❌失敗② 食事を減らしすぎる
「痩せたい」という気持ちが強すぎて、
極端なカロリー制限をすると
筋肉まで失いやすくなります。
❌失敗③ タンパク質だけ増やす
プロテインを飲むだけでは
筋肉は増えません。
筋肉への刺激+栄養+休養
がセットです。
❌失敗④ 毎回同じトレーニング
身体は刺激に適応します。
負荷・回数・セット数などを
身体の状態に応じて調整する
必要があります。
❌失敗⑤ 短期間で結果を求める
体重は水分量などでも日々変動します。
ボディ・リコンポジションは、
数日単位ではなく、
数週間〜数カ月単位で身体の変化を
見ることが大切です。
🔟 🏥整体/整骨院壱番館が考える
「身体を変える」ということ
整体/整骨院壱番館では、
身体の不調に対して
「施術だけ」を行うことを
最終地点とは考えていません。
身体を整え、
その身体を自分自身でコントロールし、
動かせる状態をつくること。
そこまでが非常に重要だと考えています。
例えば、
「腰が痛いから運動できない」
という方でも、
いきなり重たいバーベルを
持つ必要はありません。
身体の状態を確認しながら、
✅ 可動域を確認する
✅ 正しい動作を覚える
✅ 必要な筋肉を使う
✅ 少しずつ負荷を加える
✅ 日常生活で動ける身体へつなげる
という段階を踏めばいいのです。
💪「痩せる」
から
「身体をつくる」へ
整体/整骨院壱番館では、
施術だけでなく、肉体改造・ボディメイク
も視野に入れたトレーニングを
行うことができます。
AI搭載スマートトレーニングマシンをはじめ、
自重運動や各種トレーニングを
身体の状態に合わせて組み合わせ、
「痛みを減らして終わり」
ではなく
「動ける身体をつくる」
ことを目指します。
特に、
✅ 運動を始めたいけどわからない
✅ ジムに行ってもマシンの使い方がわからない
✅ 腰や膝に不安があって筋トレが怖い
✅ 体重よりも見た目を引き締めたい
✅ 40代・50代から筋肉をつけたい
✅ 将来も自分の脚で動ける身体をつくりたい
という方には、
ボディ・リコンポジションという
考え方は非常に相性が良いでしょう。
📌体重計の数字だけでは
身体の変化はわからない
最後に、
今回もっとも伝えたいポイントです。
ダイエットでは、
「何kg減ったか」
に目が行きがちです。
しかし身体づくりで本当に見たいのは、
「何が減って、何が維持・増加したのか」
体重がほとんど変わらなくても、
脂肪が減り、筋肉が維持・増加していれば、
身体は確実に変わっています。
ですから、
「体重を落とす」のではなく
「身体の中身を変える」
これがボディ・リコンポジションの
基本的な考え方です。
体重計の数字だけを
追いかける身体づくりから、
筋肉・脂肪・動作・体力まで
含めた身体づくりへ。
40代・50代以降だからこそ、
「何kgあるか」だけではなく、
その身体でこれから何ができるのか
という視点を持ってみてはいかがでしょうか。
初めての方へ
横浜市中区も元町にある
整体/整骨院壱番館では
•無理な回数券の提案は行いません
•痛みや違和感の原因を丁寧に説明します
•必要な場合は医療機関の受診もご提案します
あなたの身体の状態に合わせて、
今できる最善の選択を一緒に考えていきます。
ご予約・お問い合わせ方法
•📞 お電話でのご予約
•💬 LINEから24時間受付
•🌐 ホームページ予約フォーム
※ 体の痛みに関するご相談は、
事前にその旨をお伝えいただくと
スムーズです。
⸻
電車に乗ってでも来る価値のある
整体院/整骨院を目指しています!!
〒231-0861
神奈川県横浜市中区元町5-196-13
ウィーズ元町2F
横浜市中区、南区、西区、磯子区の
どこに行っても改善しない
お身体のお悩みなら
☎045-308-8838
整体院 整骨院 壱番館
📚参考文献・参考資料
✅ Jäger R, et al. International Society of Sports Nutrition Position Stand: protein and exercise. J Int Soc Sports Nutr. 2017;14:20.
✅ Longland TM, et al. Higher compared with lower dietary protein during an energy deficit combined with intense exercise promotes greater lean mass gain and fat mass loss. Am J Clin Nutr. 2016;103(3):738-746.
✅ Morton RW, et al. A systematic review, meta-analysis and meta-regression of the effect of protein supplementation on resistance training-induced gains in muscle mass and strength in healthy adults. Br J Sports Med. 2018;52(6):376-384.
✅ American College of Sports Medicine. Progression Models in Resistance Training for Healthy Adults. Med Sci Sports Exerc. 2009;41(3):687-708.