お尻の奥が痛い…梨状筋症候群かも?坐骨神経痛との関係を解説

2026/09/17
お尻の奥が痛い…それ「梨状筋症候群」かも?坐骨神経痛との関係を横浜市中区元町にある整体/整骨院壱番館が徹底解説

🍑お尻の奥が痛い……

それ「梨状筋症候群」かも?

坐骨神経痛との関係を徹底解説

 

横浜市中区元町にある整体/整骨骨院壱番館から

皆様に有益な健康情報をお届けしていきます‼︎

 

「長時間座っているとお尻の奥が痛くなる」

「お尻から太ももの裏にかけて痛みや違和感がある」

「腰を調べても大きな異常はないと言われた」

「坐骨神経痛と言われたけど尻の方が痛い」

 

このようなお悩みがある場合、

原因の一つとして考えられるのが

**梨状筋症候群(Piriformis Syndrome)**

 

ただし、ここで最初に

知っておいていただきたい

ことがあります。

 

「お尻が痛い=梨状筋症候群」

 

ではありません。

 

さらに近年では、

梨状筋だけを原因として考えるのではなく、

お尻の深い部分にある複数の組織と

坐骨神経との関係を含めて、

 

深殿部症候群

(Deep Gluteal Syndrome:DGS)

 

という、より広い概念で

考えることも増えています。

 

今回は、

✅梨状筋とは何なのか
✅なぜお尻が痛くなるのか
✅坐骨神経痛との関係
✅梨状筋症候群と深殿部症候群の違い
✅腰由来の症状との見分け方
✅ストレッチだけでは改善しない理由
✅整体・運動で考えるべきポイント

 

まで、できるだけ

分かりやすく解説します。

 

📖目次

1️⃣ 梨状筋とはどんな筋肉?
2️⃣ 梨状筋症候群とは?
3️⃣ 現在は「深殿部症候群」という考え方も重要
4️⃣ 梨状筋と坐骨神経の関係
5️⃣ 梨状筋症候群でみられやすい症状
6️⃣ 「腰からの坐骨神経痛」と何が違う?
7️⃣ なぜ梨状筋が問題になるのか?
8️⃣ 梨状筋を伸ばせば治るとは限らない
9️⃣ 改善するために重要な考え方
🔟 整体/整骨院壱番館で考える「お尻の痛み」

 

---🔍まず要約---

 

今回の記事で

特に覚えていただきたい

ポイントは次の通りです。

 

✅梨状筋は股関節の奥にある小さな筋肉
✅その周辺を坐骨神経が走行している
✅梨状筋周辺の問題によって、お尻の痛みや下肢への症状が出ることがある
✅お尻の痛みの原因は梨状筋だけではない
✅近年「深殿部症候群」という広い概念も使われている
✅腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などとの鑑別が重要
✅梨状筋を強く伸ばせば改善するとは限らない
✅股関節・骨盤・体幹・神経の動きまで含めた評価が重要

 

つまり、

「痛い場所=原因の場所」と決めつけないこと

が非常に重要なのです。

 

 

 

1️⃣ 梨状筋とはどんな筋肉? 🍐

 

梨状筋は、お尻の表面にある

大殿筋よりさらに深いところに

位置する筋肉です。

 

仙骨付近から大腿骨の

大転子付近へ走行しています。

 

主な役割として、

✅股関節の外旋
✅股関節の安定化
✅歩行時の股関節コントロール
✅骨盤と大腿骨の位置関係の調整

などに関与します。

 

非常に大きな筋肉ではありません。

 

しかし、梨状筋が

注目される大きな理由があります。

 

それが、

「すぐ近くを坐骨神経が通っている」

ことです。

 

 

 

2️⃣ 梨状筋症候群とは? ⚡

 

以前にも取り上げたのですが

以前から考え方もアップデートしています

ので改めて書いていきたいと思います。

 

一般的に梨状筋症候群とは、

梨状筋周辺で坐骨神経が

刺激・圧迫などの影響を受け、

お尻や下肢に症状が生じる状態を指します。

 

代表的には、

 

✅お尻の奥の痛み
✅長時間座ったときの痛み
✅お尻から太もも後面への放散痛
✅梨状筋周辺を押したときの痛み
✅股関節を特定の方向へ動かしたときの症状

 

などがみられることがあります。

 

梨状筋症候群についての

システマティックレビューでは、

比較的よく報告されている特徴として、

 

「殿部痛」

「座位による症状増悪」

「坐骨切痕周辺の圧痛」

「梨状筋に張力が加わる動作での疼痛」

 

などが挙げられています。

 

ただし重要なのは、

これらの特徴だけで

梨状筋症候群を確定できる

わけではないことです。

 

 

 

3️⃣ 現在は「深殿部症候群」

という考え方も重要 🧠

 

ここは今回の記事で非常に重要なポイントです。

 

以前は、

 

お尻の深部で坐骨神経が圧迫される

=梨状筋症候群

 

という説明が

比較的よく使われてきました。

 

しかし、お尻の深部には

梨状筋以外にも多くの組織があります。

 

例えば、

✅梨状筋
✅内閉鎖筋
✅双子筋
✅大腿方形筋
✅ハムストリングス近位部
✅線維性組織
✅血管
✅その他の軟部組織

 

そのため現在では、

腰椎由来ではない坐骨神経の問題が

殿部深層で生じている状態を、

より包括的に

深殿部症候群(DeepGlutealSyndrome)

として捉える考え方があります。

 

つまり、

梨状筋症候群 ⊂ 深殿部症候群

というイメージです。

 

これは臨床的にも非常に重要です。

 

なぜなら、

「梨状筋だけ治療していればいい」

とは限らないからです。

 

 

 

4️⃣ 梨状筋と坐骨神経の関係 ⚡

 

坐骨神経は人体でも

非常に太い末梢神経です。

 

腰仙部から出た神経が集まり、

骨盤からお尻を通って脚へ向かいます。

 

一般的には坐骨神経は

梨状筋の下を通ります。

 

以前にも記事で書きましたが、

人によって梨状筋と坐骨神経の

位置関係には解剖学的な

バリエーションがいくつも存在します。

 

ここから、

「坐骨神経の走り方が違う人は

梨状筋症候群になりやすいのでは?」

 

と思うかもしれません。

 

ところが話はそれほど単純ではありません。

 

解剖学的なバリエーションが

存在すること自体は知られていますが、

その違いだけで梨状筋症候群の

発症を説明できるわけではありません。

 

つまり、

 

生まれつき神経の通り道が違う

=梨状筋症候群になる

 

とは言い切れないのです。

 

 

 

5️⃣ 梨状筋症候群で

みられやすい症状 🚨

 

代表的なのはやはりお尻の深部痛です。

例えば、

✅長時間のデスクワークでお尻が痛くなる
✅車を長時間運転すると痛い
✅椅子から立ち上がるときに痛い
✅お尻の奥を押されると痛い
✅歩行や運動で症状が変化する
✅お尻から太ももの裏に症状が広がる

 

といったケースがあります。

 

特に、

「座っていると痛くなる」

 

という訴えは

梨状筋症候群・深殿部症候群を

考えるうえで重要な情報の一つです。

 

ただし、これだけでは診断できません。

 

 

 

6️⃣ 「腰からの坐骨神経痛」

と何が違う? 🤔

 

ここは患者さんから

非常によく聞かれるところです。

 

そもそも「坐骨神経痛」は

病名ではなく、坐骨神経領域に

生じる痛みやしびれなどを表現する言葉

として使われることが多いものです。

 

その原因には、

✅腰椎椎間板ヘルニア
✅腰部脊柱管狭窄症
✅神経根障害
✅深殿部症候群
✅梨状筋周辺の問題

 

など様々なものがあります。

 

「坐骨神経痛=梨状筋症候群」

ではありません。

 

逆に、

「坐骨神経痛=腰が原因」でもありません。

 

ここが非常に重要です。

 

お尻から脚に痛みがあるからといって、

最初から腰だけ、あるいは梨状筋だけに

原因を限定してしまうと、

本当の問題を見落とす可能性があります。

 

 

 

7️⃣ なぜ梨状筋が

問題になるのか? 🦴

 

原因は一つとは限りません。

 

例えば、

✅長時間の座位
✅股関節周囲筋の過緊張
✅スポーツなどによる反復負荷
✅殿部への外傷
✅股関節運動の偏り
✅筋力や運動制御の問題
✅周辺組織の炎症や瘢痕化

 

など、様々な要素が

関与する可能性があります。

 

2025年に発表された

梨状筋症候群の症例報告を

まとめたシステマティックレビューでは、

報告された患者の38.2%に骨盤周辺への外傷、

または激しい運動などによる

梨状筋へのストレスの既往がみられました。

 

ただし、

これは症例報告を集めた研究であり、

「梨状筋症候群の38.2%は運動が原因」

とそのまま一般化することはできません。

 

ここは研究結果を読む際に

注意が必要なポイントです。

 

 

 

8️⃣ 梨状筋を伸ばせば治る

とは限らない 🙅

 

インターネットで

「梨状筋症候群」と検索すると、

「梨状筋ストレッチ」

 

が大量に出てきます。

 

もちろんストレッチによって

楽になるケースはあります。

 

しかし、

 

梨状筋が痛い

↓

梨状筋が硬い

↓

伸ばせば治る

 

という三段論法には注意が必要です。

 

例えば、神経が過敏になっている

状態で強いストレッチを繰り返せば、

かえって症状を刺激する可能性があります。

 

さらに重要なのが、

神経は筋肉とは違う

ということです。

 

坐骨神経は脚の動きに伴って

周囲組織との位置関係を

変えながら動きます。

 

そのため必要なのは、

「神経を強く伸ばす」

ことではなく、

神経と周囲組織が

無理なく動ける環境を取り戻すこと

である場合があります。

 

 

 

9️⃣ 改善するために重要な考え方 🏃‍♂️

 

梨状筋症候群や深殿部症候群が

疑われる場合、局所だけを見るので

はなく身体全体を評価することが重要です。

 

✅① 股関節の動きを確認する

 

特に、

股関節屈曲
股関節伸展
内旋
外旋

などを左右で比較します。

 

✅② 骨盤・腰椎との関係を見る

 

股関節だけで動くことはほとんどありません。

歩行や立ち上がりでは、

腰椎→骨盤→股関節→膝→足部

が連動します。

 

そのため殿部に痛みがあるからといって、

お尻だけを施術するのでは

不十分な場合があります。

 

✅③ 神経の動きを評価する

 

坐骨神経そのものの滑走性や、

動作による症状の変化を

確認することも重要です。

 

必要に応じて、強く伸ばす

ストレッチではなく、

神経を無理なく動かす

神経モビライゼーション・神経ダイナミクス

という考え方を使うこともあります。

 

✅④ お尻を「ほぐすだけ」にしない

 

ここも重要です。

 

梨状筋周辺をほぐして

一時的に症状が軽くなったとしても、

なぜそこに負担が集中したのか?

 

まで考えなければ、

再び同じ状態になる可能性があります。

 

そこで、

✅中殿筋
✅大殿筋
✅深層外旋筋群
✅体幹筋群

 

などの機能も評価します。

 

✅⑤ 最終的には「動作」を変える

 

私たちが重要だと考えているのはここです。

 

施術によって、

「痛くない身体」

を作るだけではなく、

その状態を維持できる

「動ける身体」

へ移行していくことです。

 

歩行、立ち上がり、スクワット、

片脚支持などを利用して、

股関節と骨盤を適切にコントロールする能力

を少しずつ取り戻していきます。

 

🏠自宅でできるセルフケア

 

症状が軽い場合には、

次のような方法があります。

 

✅長時間座り続けない

 

30〜60分程度を目安に、

一度立って軽く歩きます。

 

特にデスクワークでは、

 

「良い姿勢で座り続ける」

    より

「同じ姿勢を続けない」

 

ことを意識してみましょう。

 

✅軽い股関節運動

 

仰向けになり、股関節を

無理のない範囲で曲げ伸ばしします。

 

痛みを我慢して大きく

動かす必要はありません。

 

✅軽い殿筋トレーニング

症状が出ない範囲で、

ヒップリフトなどから始める方法があります。

 

重要なのは、

「お尻が痛いからお尻を使わない」

 

ではなく、

適切な負荷で再び使えるようにすること

です。

 

⚠️こんな症状は自己判断しないでください

 

お尻の痛みのすべてが

筋肉由来ではありません。

 

特に、

✅脚の力が急激に入りにくくなった
✅広範囲に強いしびれや感覚低下がある
✅排尿・排便に異常がある
✅会陰部周辺に感覚異常がある
✅発熱を伴う
✅転倒・事故後から強い痛みが続いている
✅夜間痛が強く、姿勢を変えてもほとんど変わらない

 

などの場合は、

医療機関での評価が必要です。

 

 

 

🔟 整体/整骨院壱番館が考える

「お尻の痛み」🏥

 

整体/整骨院壱番館では、

「梨状筋が硬いですね」

だけで終わらせないことを

大切にしています。

 

お尻の痛みには、

・腰椎
・骨盤
・股関節
・筋肉
・筋膜
・神経
・姿勢
・歩行
・日常生活での負荷

 

など様々な要素が関係します。

 

そのため、

「どこが痛いのか」

だけではなく、

「なぜそこに負担が集中しているのか」

 

を考えて身体を評価していきます。

 

必要に応じて

筋膜・トリガーポイントなどへの

施術を行いながら、股関節・骨盤・

体幹の動きを確認し、運動を

組み合わせて再発予防を目指します。

 

施術だけで身体を整えても、

日常生活で同じ負荷が繰り返されれば

症状が戻ってしまうことがあります。

 

だからこそ、

 

施術 → 動作改善 → 運動 → 再発予防

 

までを一つの流れとして

考えることが重要なのです。

 

🌟まとめ

 

お尻の奥が痛いと、

「梨状筋が硬いのかな?」

と考えてしまいがちです。

しかし現在では、

それほど単純には考えません。

 

梨状筋症候群は確かに

お尻の痛みや坐骨神経症状を

引き起こす可能性があります。

 

一方で、殿部深層には

梨状筋以外にも多くの組織があり、

現在はそれらを含めた深殿部症候群という

考え方も重要になっています。

 

そして何より、

お尻の痛み=梨状筋

脚のしびれ=腰

 

というように、

 

症状の場所だけから

原因を決めつけないことが大切です。

 

身体は一つの組織だけで

動いているわけではありません。

 

腰・骨盤・股関節・筋肉・神経を

総合的に評価し、

 

「なぜそこに負担がかかっているのか?」

 

を探していくことが、

症状改善と再発予防への第一歩になります。

 

 

📞お尻の痛み・坐骨神経痛で

お困りの方へ

 

長時間座るとお尻が痛い。

お尻から脚にかけて違和感がある。

ストレッチを続けてもなかなか改善しない。

 

そのような症状がある場合、

梨状筋だけが原因とは限りません。

 

整骨院/整体 壱番館では、

痛みのある場所だけではなく、

全身の動きや股関節・骨盤・

神経の状態まで確認しながら

施術・運動をご提案しています。

 

「ほぐして終わり」ではなく、

再び動ける身体を作る。

 

お尻の痛みでお悩みの方はご相談ください。

 

 

 

初めての方へ

 

横浜市中区も元町にある

整体/整骨院壱番館では

 

•無理な回数券の提案は行いません

•痛みや違和感の原因を丁寧に説明します

•必要な場合は医療機関の受診もご提案します

 

あなたの身体の状態に合わせて、

今できる最善の選択を一緒に考えていきます。

 

 

 

ご予約・お問い合わせ方法

 

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•💬 LINEから24時間受付

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※ 体の痛みに関するご相談は、

事前にその旨をお伝えいただくと

スムーズです。

 

 

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📚参考文献・エビデンス

 

Hopayian K, et al. The clinical features of the piriformis syndrome: a systematic review. European Spine Journal. 2010.

Hopayian K, Danielyan A. Four symptoms define the piriformis syndrome: an updated systematic review of its clinical features. European Journal of Orthopaedic Surgery & Traumatology. 2018.

Martin HD, et al. Deep gluteal syndrome. Journal of Hip Preservation Surgery. 2015.

Kizaki K, et al. Deep gluteal syndrome is defined as a non-discogenic sciatic nerve disorder with entrapment in the deep gluteal space: a systematic review.

Lopez Castellanos F, Feipel V. Exploring the anatomical basis of piriformis syndrome: A systematic review. Morphologie. 2026.

 

 

※近年の研究でも、梨状筋症候群には統一された確定診断法がなく、臨床所見だけで単純に判断できないことが指摘されています。そのため腰椎疾患、股関節疾患、その他の深殿部組織などを含めた鑑別が重要です。